【鹿島】ピトゥカ獲得決定!名門サントスの柱、リベルタドーレス杯決勝後に来日へ
サントスから鹿島への移籍が決まったピトゥカ。※『グローボ』より
自身初の海外挑戦に――。
J1リーグ鹿島アントラーズは1月21日、サントスFCのMFディエゴ・ピトゥカ(DIEGO PITUCA / DIEGO CRISTIANO EVARISTO )を完全移籍で獲得したと発表した。背番号は「21」。ピトゥカは1月30日(日本時間31日)のリベルタドーレス杯決勝・SEパルメイラス戦のあと、日本政府の新型コロナウイルス感染症対策のため新規入国制限措置が解除され次第来日予定だ。
ピトゥカは1992年8月15日生まれ、28歳、ブラジル出身。175センチ・69キロ。これまでのキャリアは、ブラジリスFC ― CAグアスアーノ ― SEマトネンセ ― ウニオン・サンジョアンEC ― ボタフォゴSP ― サントス ― 鹿島。初めての海外でのプレーになる。
ブラジルメディアの『グローボ』によると、当初、サントスが鹿島に移籍金(違約金)160万ドル(約1億6600万円)で、保有権の半分を売却する条件で交渉がまとまるかと思われた。しかし、サントスフロントが土壇場でこの条件を拒否。その後、改めて提示された条件で合意に至ったという。サントス側はリベルタドーレス決勝にピトゥカを出場させることを、最後の譲れない条件に挙げていたそうだ。
サントスは現在ブラジル1部8位、三浦知良(横浜FC)もプレーしたことで知られる名門だ。そのボランチ(守備的ミッドフィルダー)として、今季これまでブラジル1部リーグ26試合・1得点・2アシストを記録している。
キャリアで最も充実しているなか、日本を新たな戦いの場に選んだ。三竿健斗、レオ・シルバ、永木亮太らとどのような組み合わせになるのか? あるいは新布陣の採用もあるのか? 新たな柱にもなり得る楽しみなタレントが鹿島に加わる。
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[文:サカノワ編集グループ]