「ヤマは良い選手」浦和マルティノスが横浜FM戦、好調な元同僚との対決に闘志を燃やす!
マルティノス(左)と通訳のロドリゴ氏。(C)SAKANOWA
ポステコグルー新体制を分析。「ちょっとしたスペースを攻略してくる」
[J1 4節] 浦和 – 横浜FM /2018年3月18日/埼玉スタジアム2002
浦和レッズのマルティノスが3月18日、ホームで昨季まで所属した横浜F・マリノスと初めて対戦する。「僕にとっては特別な試合。もちろん勝利しか考えていない」と本人は意欲を示し、次のようにポステコグルー新体制となった古巣について分析した。
「監督交代により戦術も変更され、昨季とは明らかに異なるチームになった。特に左サイドのヤマ(山中亮輔)は良いプレーヤーだ。バブンスキーも注意が必要。個のレベルが高い選手の持ち運ぶやドリブルには十分気を付けたい。それにウーゴ(ヴィエイラ)もペナルティエリアで仕事をするのが持ち味。一瞬の隙を見せないこと。ちょっとしたスペースを攻略してくるからね」
ただし警戒をしすぎて、最終ラインが下がることは得策でない。キュラソー出身のサイドアタッカーはより高い位置で戦うべきだとも語っていた。
「できるだけ高く、相手を引き込まないようなポジションでプレーすること。守備的ではなく、前へ向かうスタンスで行くべきだ。いい試合ができると信じている。個人的にはスペシャルな試合だが、やはりすべてが大事な一戦。まず勝つために何が必要かを考えてプレーしたい」
マルティノスは開幕のFC東京戦(△1-1)ではフル出場したものの、2節・広島戦(●1-2)は74分、3節・長崎戦(△1-1)は71分と徐々に出場時間を減らしている。ややプレーに迷いが見え始めているだけに、彼自身にとっても勢いをつけるキッカケを掴みたい一戦。同サイドで対峙するのは開幕のC大阪戦(△1-1)でスーパーショットを突き刺した山中。昨季の元同僚とのマッチアップが、勝敗を決するポイントになる。
文:サカノワ編集グループ