17歳・中村敬斗弾、長沢駿2発、チグハグ…浦和がG大阪に「4失点」完敗
ルヴァンカップ2節、キッカケを掴みたかった浦和とG大阪の対戦は、まさかの大差に……。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
ルヴァンカップ、武富孝介が一矢報いる移籍後初ゴールを決めたが…。長崎など初勝利を収める。
[ルヴァンカップ GS2節] 浦和 1-4 G大阪/2018年3月14日/埼玉スタジアム2002
ルヴァンカップのグループステージ2節が各地で行われ、V・ファーレン長崎、FC東京などが初勝利を収めた。J2のヴァンフォーレ甲府とサンフレッチェ広島が2連勝。
開幕から調子の上がらない浦和レッズとガンバ大阪の対戦は、まさかと言える一方的な展開で、アウェーチームが大勝を収めた。1節で2ゴールを決めた荻原拓也らが先発した浦和だが、サイドの攻防で主導権を握られ防戦を強いられた。
立ち上がりからアウェーチームの猛攻を受けてオフサイドなどで難を逃れてきた浦和だが、10分、左MF泉澤のクロスをファン・ウィジョに押し込まれて先制点を与えてしまう。さらに41分、今度は逆サイドの右SBオ・ジェソクのクロスを長沢駿に豪快にヘッドで叩き込まれる。
後半に入り、浦和は青木拓矢をアンカーに配置して建て直しを図ったものの、53分、再び泉澤のクロスを長沢に決められ、0-3とリードを広げられてしまう。その後、武富孝介の移籍後初ゴールで1点を返したが、交代後に選手が何度もベンチにシステムやポジションを確認するなどチグハグなまま。87分には、G大阪期待の17歳・中村敬斗にトドメのゴールを突き刺された。
試合後、浦和のゴール裏からは大きなブーイングが鳴り響いた。
文:サカノワ編集グループ