【Jリーグ】移籍期限3/27まで。原口元気、小林友希…間に合うか!?
原口元気。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
新潟から広島に加入した新井直人に続く、サプライズ補強はあるか!?
Jリーグの冬の移籍期間(第一の選手登録期間)が3月27日で締め切られる。サンフレッチェ広島がこのほどアルビレックス新潟のDF新井直人を電撃で獲得したが、ケガ人などが出たポジションでの駆け込みのいくつかの選手補強が週明けにも実現しそうだ。
クラブ間で移籍できる最終期限が、3月27日となっている。海外クラブの注目選手では、ドイツ・ブンデスリーガ1部VfBシュツットガルトのMF原口元気(Genki HARAGUCHI)、そしてスコットランド1部セルティックFCのDF小林友希(Yuki KOBAYASHI)が挙げられる。
32歳の原口は2023-24シーズン公式戦わずか2試合、いずれも短時間の出場にとどまっている。ドイツメディアでは、まだマーケットが開いているクラブとの交渉はあり得るという強化責任者のコメントを紹介し、原口放出の可能性を示唆していた。
古巣の浦和レッズは以前にも原口に復帰を打診した経緯がある。ペア=マティアス・ヘグモ監督が必要と考えれば……!? しかし原口はドイツ(欧州)で戦い続け、引退後も指導者の道に進みたいと語ってきた。この最終局面で、動きはあるか!?
また小林友希も出場機会を得られずにいる。鹿島アントラーズが期限付き移籍のオファーを提示したと言われるが、現地メディアではセルティックが拒否したと報じている。他にも最終ラインのテコ入れを図りたいクラブは多く、鹿島の再アタック、あるいは他チームからのオファーもあるか!?
しかし一方、あと2か月待てば、今度はヨーロッパの市場が開く。原口はフリートランスファーの身となるため、一度欧州内での評価を受けることもできる。すでに本人サイドとシュツットガルト以外のクラブとの交渉が可能な期間にも突入している。
一方、小林は2028年までセルティックと契約を結んでいる。セルティックの今後の方針も大きく影響してくる。
国内クラブ間でも、週明けとともに、サプライズのオファーがあるか。水曜日が最終日となっているなか、何かしらドラマは待っているのだろうか。
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また、この期間が過ぎたあとも、フリートランスファーとなっている国内・外の選手との交渉、選手登録は可能だ。