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【日本代表】韓国代表戦、吉田麻也の出場可能に。一方、齊藤俊秀コーチからコロナ陽性反応

吉田麻也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

濃厚接触者はなく、試合は予定通り開催。

 日本サッカー協会(JFA)は3月22日、25日の韓国代表戦(19:20@日産スタジアム)と30日のワールドカップ(W杯)アジア2次予選モンゴル代表戦(19:30@フクダ電子アリーナ)に臨む日本代表の齊藤俊秀コーチから新型コロナウイルスの陽性反応が確認されたと発表した。

 これまでのところ齊藤コーチは無症状で発熱などの体調不良の症状はなく、現在、保健所の指示に従って対応している。21日の代表活動合流前の検査であったことから、他の代表スタッフや選手について、保健所から濃厚接触者はいないことが確認されている。試合開催に変更はない。なお23日朝に当該者以外に実施した検査では、 全員の陰性が確認できている。

 日本サッカー協会は「引き続き、感染拡大防止と安全確保を最優先に、さらなる注意喚起や健康状態の確認を引き続き 細やかに取り組むとともに、厚生労働省や保健所、関係当局の方針や行動計画に基づいて迅速に対応してまいります」とコメントしている。

 オンラインによる取材に応じた反町康治技術委員長によると、齊藤コーチは21日の到着の段階で数時間内で結果が出るスマートアンプ法で「陽性」が確認されたため隔離され、そのあとに繰り返されたPCR検査でも「陽性」が続いたという。反町技術委員長は「ウイルスと共存しながらも、私たちも前進していかなければいかない」と語った。

 また、吉田麻也は22日中に到着し、韓国戦の出場が可能になった。

 政府などの防疫対策により、海外在住の選手は来日72時間以内の検査で陰性が確認されたあと、さらに入国時、そこから3日間の検査でも陰性であることが認められれば、試合出場が可能になっていた。吉田は日本時間21日深夜(22日午前)まで試合があったが、同日夜までに到着している。

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[文:サカノワ編集グループ]