日本人選手の市場価格トップ20。久保建英3位、鎌田大地2位、23億円超えの1位は!Jリーグ勢2人
U-24日本代表での久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
酒井宏樹はやや価値を下げる。三笘薫、田中碧はランク外だが…。
日本代表(SAMURAI BLUE)とU-24日本代表のメンバーが5月20日に発表される。3月シリーズ以来2か月ぶりの活動で、ここからは5月28日のミャンマー戦でカタールワールドカップ・アジア2次予選グループFの1位突破を確定させ、ジャマイカ、そしてセルビアとのキリンチャレンジカップで強豪と腕試しをしつつ(2次予選残り試合もこなし)、U-24日本代表もガーナなどとの親善試合を行って7月22日に南アフリカとの初戦を迎える東京オリンピックモードへと突入していく。
今回は移籍専門サイト『トランスファーマーケット』のデータを参照に、5月20日現在、最新の日本人選手の「推定市場価格」トップ20をまとめた。選手の所属クラブ、代表チーム、年代別代表チームでの実績・成績、年齢などを踏まえた値で、世界中のあらゆるプロ選手を相対的に“価値”で示していて参考になる。
上位は2か月前からほぼ変わっていない。2020年7月から日本人選手の1位をキープしてきたヘタフェCFの久保建英は1500万ユーロ(約19億5000万円)で、3月から引き続き3位。2位は今日本人選手で最も勢いに乗っていると言っても過言ではないアイントラハト・フランクフルトのMF鎌田大地で、1600万ユーロ(約20億1000万円)。そして1位も変わらずボローニャFCのDF冨安健洋で、1800万ユーロ(約23億4000万円)だ。
Jリーグからは20位タイにガンバ大阪の昌子源と横浜F・マリノスの仲川輝人が入り、香川真司、乾貴士らと同額の200万ユーロ(約2億6000万円)だった。川崎フロンターレの三笘薫(160万ユーロ)、田中碧(150万ユーロ)らはジワジワと価値が高まっているが、やはり日本代表での実績がないため、世界のマーケットでの評価を得られずにいる(海外クラブにとっては引き抜くチャンス!?)。
順位は以下の通り。
◆順位 名前 年齢/ポジション
所属
推定市場価格 円(約)/ユーロ
1 冨安健洋 22歳/DF
ボローニャFC
23億4000万円/1800万ユーロ
2 鎌田大地 24歳/MF
アイントラハト・フランクフルト
20億8000万円/1600万ユーロ
3 久保建英 19歳/MF
ヘタフェCF
19億5000万円/1500万ユーロ
4 南野拓実 26歳/MF
サウサンプトンFC
15億6000万円/1200万ユーロ
5 遠藤 航 28歳/MF
VfBシュトゥットガルト
10億4000万円/800万ユーロ
6 中島翔哉 26歳/MF
アル・アインFC
9億1000万円/700万ユーロ
6 堂安 律 22歳/MF
アルミニア・ビーレフェルト
9億1000万円/700万ユーロ
8 伊東純也 28歳/MF
KRCヘンク
8億4500万円/650万ユーロ
9 酒井宏樹 30歳/DF
オリンピック・マルセイユ
5億9000万円/450万ユーロ
10 吉田麻也 32歳/DF
UCサンプドリア
4億9000万円/380万ユーロ
11 奥川雅也 24歳/MF
アルミニア・ビーレフェルト
4億6000万円/350万ユーロ
11 板倉 滉 24歳/DF
FCフローニンゲン
4億6000万円/350万ユーロ
13 菅原由勢 20歳/DF
AZアルクマール
3億9000万円/300万ユーロ
14 森岡亮太 30歳/MF
シャルルロワSC
3億7000万円/280万ユーロ
14 武藤嘉紀 28歳/FW
SDエイバル
3億7000万円/280万ユーロ
16 橋本拳人 27歳/MF
FCロストフ
3億3000万円/250万ユーロ
17 浅野拓磨 26歳/FW
フリー(パルチザン・ベオグラード)
3億3000万円/250万ユーロ
18 原口元気 30歳/MF
ハノーファー96
3億1000万円/220万ユーロ
18 鈴木優磨 25歳/FW
シント=トロイデンVV
3億1000万円/220万ユーロ
20 香川真司 32歳/MF
PAOKテッサロニキ
2億6000万円/200万ユーロ
20 乾 貴士 32歳/MF
SDエイバル
2億6000万円/200万ユーロ
20 塩谷 司 32歳/MF
アル・アインFC
2億6000万円/200万ユーロ
20 昌子 源 28歳/DF
ガンバ大阪
2億6000万円/200万ユーロ
20 仲川輝人 28歳/FW
横浜F・マリノス
2億6000万円/200万ユーロ
20 三好康児 24歳/MF
ロイヤル・アントワープFC
2億6000万円/200万ユーロ
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[文:サカノワ編集グループ]