神戸決定間近か。大迫勇也「移籍のため離れる」、ブレーメンが発表。
大迫勇也。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
まだドイツに滞在?
ドイツ・ブンデスリーガ2部ヴェルダー・ブレーメンは8月6日、クラブ公式ツイッター(アカウントは @werderbremen )で、日本代表FW大迫勇也が移籍に向けてクラブの活動から離れたと発表した。
クラブは次のように報告している。
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ヴェルダー・ブレーメンの大迫勇也は現在、海外(ドイツ国外)のクラブへの移籍に向けて交渉中です。現在、大迫は交渉のため、クラブから離れています。
ただし、(7日に行われる)DFBカップのオズナブリュック戦は、内転筋の問題を抱えていたため、いずれにせよ出場できないと見られていました。
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そのように、クラブは報告している。
ドイツの『ビルド』などは、J1リーグのヴィッセル神戸との契約に向けて準備を進めていると報じる。同メディアは「日本へ出発」と報じているが、ブレーメンを専門に扱うメディア『ダイヒ・ストゥーベ』は、まだ大迫はドイツにいるとも伝えている。
いずれにせよ、日本復帰が確実な状況だ。ただし、Jリーグでプレーするには、2週間の隔離期間が必要である。東京オリンピック後の9日にリーグは再開され、そこから再び連戦が続く。まず大迫としても入国からの作業を進めておきたいところだろう。
『ビルド』は「このインターナショナルプレーヤーは神戸との契約を控え、チームメイトに別れを告げた。正式な移籍先は近日中に発表される」「(ブレーメンとは2022年6月まで契約を結んでいて)移籍金を獲得できる最後のチャンスであった」と報じていた。
ただし、開幕から2試合連続で先発出場していて、ドイツ国内でもネームバリューのある選手。ヨーロッパ主要リーグでも十分通用するだけに、「このタイミングでの日本復帰は予想外だった」とも驚いている。
注目記事:大迫勇也の日本復帰は?神戸接触、ブレーメンでは主力の座だが…希望ポジションと合わず!? | サカノワ
[文:サカノワ編集グループ]