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原口元気、完璧クロスでアシスト!ウニオン・ベルリンがボルシアMGから今季初勝利。好調をキープし日本代表W杯最終予選へ!

ウニオン・ベルリンの原口元気。(Photo by Boris Streubel/Getty Images)

マックス・クルーゼが2ゴール演出。遠藤渓太はベンチ外。

[ブンデスリーガ1部 3節] ウニオン・ベルリン 2-1 ボルシアMG/2021年8月29日/シュタディオン・アン・デア・アルテン・フェルステライ

 ドイツ・ブンデスリーガ1部3節、ウニオン・ベルリンの日本代表MF原口元気がボルシア・メンヒェングラードバッハ戦で先発出場を果たし、右サイドからの完璧なピンポイントクロスでニコ・ギーセルマンのヘディングによる先制点をアシストした。ホームチームはさらにカウンターからナイジェリア人FWタイウォ・アウォニイが追加点を奪取。ホームチームが2-1で勝利を収めた。遠藤渓太はベンチ外だった。

 ウニオン・ベルリンは3-5-2を採用し、24番をつける原口は右インサイドハーフでピッチに立った。すると22分、東京オリンピックドイツ代表にオーバーエイジで参戦したFWマックス・クルーゼが中央でタメを作って右へ展開。フリーで飛び出した原口が中央にいる選手のポジションをしっかり見てファーへクロスを放つ。これをギーセルマンが頭で合わせて、ファーサイドのネットに運び先制した。

 昨季途中から上位につけながら8位に甘んじ、鎌田大地と長谷部誠のいたアイントラハト・フランクフルトの指揮官アドルフ・ヒュッター監督を迎え入れたボルシアMGは、そこから反撃。地力はあるだけに一進一退の攻防が続いたが――。

 次のゴールを決めたのも、ウニオン・ベルリンだった。相手の球際の脆弱さを突き、カウンターを発動。自陣から持ち込んだアウォニイがクルーゼからのリターンパスを受けて、2対3の状況を打開。最後はGKをもかわして再びゴールを陥れた。

 原口は守備面でも奮闘。イエローカードをもらったことも影響して、61分に交代している。

 試合はアディショナルタイムに1点を返されたものの、ウニオン・ベルリンが2-1で勝利を収めてみせた。リーグ戦今季初勝利で、昨季からこのスタジアムではリーグ18試合負けなしだ。

 開幕から好調をキープする原口はこのあと日本代表の一員として、カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のオマーン戦(ホーム/2日)、中国戦(アウェー・カタール/7日)に臨む。

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[文:サカノワ編集グループ]

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