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【今日の1枚】笑顔満開、なでしこジャパン決勝進出!

勝利を決めたなでしこジャパン。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

”先手必勝”高倉監督が語った前半から仕掛けた意図は?

[AFC女子アジアカップ 準決勝] 日本 3-1 中国/2018年4月18日(日本時間)/アンマン(ヨルダン)

 なでしこジャパン(日本女子代表)が女子アジアカップ準決勝の中国戦、岩渕真奈の先制ゴールと横山久美の2得点で3-1の勝利を収めて、決勝進出を果たした。オーストラリアとの決勝は、日本時間の21日午前2時開始。

 FIFAランキング11位の日本は同17位の中国に対し、立ち上がりから力強いプレスをかけて相手に自由を与えず、パスを効果的に散らして主導権を握っていく。そして39分に岩渕真奈のゴールで先制に成功。後半も日本がペースを握りながらチャンスをうかがう。すると試合終盤の85分、88分に途中出場の横山久美の2ゴールで、さらにリードを広げて試合を決定づける。90分に1失点を喫したものの日本が逃げ切り、アジアカップ連覇の懸かる決勝に駒を進めた。

 日本の高倉麻子監督は前半から仕掛けた狙いについて、「『前半で決めよう』と伝えた理由は、中国はグループステージで点差の開いたゲームを戦ってきていたので、少し圧力を最初から掛けることで、プレー強度に慣れる前に仕留めようという意図がありました」と説明。さらに「私たちもグループステージの2戦目、3戦目で慎重なゲームをしてきました。決勝トーナメントで決着をつける意味でも、ゴールを奪いに行く強い姿勢を最初から出してほしいと言って送り出しました」と語った。

文:サカノワ編集グループ

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