日本代表MF久保建英がスペイン国王杯でメンバー外。大腿部に痛み、「リスクを冒したくない」とR・ソシエダ監督
久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
「おそらく週末は間に合う」アウェー連戦、リーグのアルメリア戦に備える。
[コパ・デル・レイ ラウンド32] ログローニョ – R・ソシエダ /2023年1月5日19:00(日本時間5日3:00)/Las Gaunas
コパ・デル・レイ(スペイン国王杯)のラウンド32、レアル・ソシエダがUDログローニョと対戦する。R・ソシエダは1月3日に遠征メンバーを発表したが、日本代表MF久保建英が外れた。
『フットボール・ファンタジー』によるとR・ソシエダのイマノル・アルグアシル監督は試合前の公式記者会見で、次のようにその理由を語った。
「念には念を入れての用心です。彼はトレーニングをしてログローニョにも一緒に行きたがっていましたが、私はそのあたりのリスクを冒したくありませんでした。慎重を期すことを優先しました。大腿四頭筋に痛みがあり、週末にはおそらく間に合うと思うので休養に充て、明日は念のため欠場します」
R・ソシエダはこのあと1月8日(日本時間22時)、ラ・リーガ16節で再びアウェーのUDアルメリア戦が組まれている。スペインの北部、南部と移動の続くアウェー連戦で、指揮官は活動を再開させた直後とあって、ここで久保に無理をさせないという判断を下した。
カタール・ワールドカップ(W杯)で日本代表のベスト16進出に貢献した21歳のレフティ久保は、直近のリーグ再開ゲームとなったCAオサスナ戦で右MFとして先発出場。スローインから起点となってブライス・メンデスの先制点をお膳立てするなど活躍し、80分に途中交代した。チームは2-0で勝利を収め、3位をキープしている。