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松橋啓太、痺れる同点弾。GK佐藤瑞起「必ず日本一になります」。東山が大津とのPK戦を制して決勝進出│高校サッカー選手権

白熱の攻防を展開する東山と大津。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

大津は鮮やかな連係から井伊虎太郎が先制したが――。

[全国高校サッカー選手権 準決勝]  東山 1(4PK2)1 大津/2023年1月7日14:20/国立競技場

 全国高校サッカー選手権の準決勝、東山(京都)が大津(熊本)と90分を戦い1-1で引き分け、PK戦を4-2で制して、初の決勝進出を決めた。

 両チームともにハイレベルなテクニックが激突しあう展開のなか、39分、小林俊瑛のワンツーで左サイドを抜け出した香山太良の左足クロスを、井伊虎太郎が合わせて、大津が先制に成功する。

 それでも後半の63分、東山がコーナーキックのチャンスを得る。するとファーサイドで受けた松橋啓太が持ち込んで決めて、同点に追い付く。

 その後、両者ともに攻めるものの、シュートがバーを叩くなどゴールを決め切れず。1-1で試合を終えて、PK戦に突入した。

 ここで東山は4人全員が成功。一方、先行の大津は二人が失敗。東山がファイナルへとコマを進めた。

 東山のGK佐藤瑞起は試合後のヒーローインタビューで「絶対に勝ちたかったです。ずっと日本一になるためにやってきました。必ず優勝します」と喜んだ。

 決勝の岡山学芸館戦は1月9日14時5分から、国立競技場で行われる。

【PHOTOギャラリー:東山×大津】

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