「浦和レッズに打撃」FWギアクマキスがセリエAのサンプドリアと「合意」
セルティックのギアクマキス。(Photo by Ian MacNicol/Getty Images)
イギリスで報じられる。ギリシャ代表ストライカー、最終決断か――。
J1リーグの浦和レッズが獲得を目指していたスコットランド1部セルティックFCに所属するギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキス(Giorgos Giakoumakis)が、イタリア・セリエAのUCサンプドリアに移籍することで「合意」に至ったという。
イタリア人ジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏が1月12日、ツイッター(@DiMarzio)で「ギアクマキスがサンプドリアと合意する」として、レポートを掲載。半年間のレンタル移籍になり、完全移籍に移行するオプションが付帯されるそうだ。
またタブロイド『サン』はこうした情報を踏まえ、「高額の移籍金のオファーを出していた浦和レッドダイヤモンズにとっては打撃だ」とレポート。浦和が最後まで競り合っていたと見ている。
これまで移籍情報を専門とするジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)がギアクマキスの動向について、「メジャーリーグサッカー(MLS)、さらにイタリア・セリエAのUCサンプドリアまで獲得を目指している」「多くのクラブがこのギリシャ人ストライカーにアプローチ。MLSや日本のクラブ、サンプドリアが契約条件を照会している」と伝えていた。
浦和は約6億円の移籍金を準備しているのではないかと言われていた。一方、ギリシャ代表FWはヨーロッパでのプレー続行を優先したい考えだったともいう。
ギアクマキスは2022-23シーズン、リーグ19試合・6得点・1アシスト、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)6試合・1得点など、公式戦通算30試合・9得点・1アシストを記録。ギリシャ代表として11試合・2ゴールを決めている。ただしリーグ戦は10月以降ゴールがなく、古橋亨梧の控えに回っている。