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リバプールのクロップ監督「過去にない最悪の試合」。日本代表MF三笘薫が躍動したブライトンに完敗、CL出場圏遠のく

リバプールのクロップ監督。(Photo by Bryn Lennon/Getty Images)

「物事をきちんと整理しなければいけない」

[プレミアリーグ 20節] ブライトン 3-0 リバプール/2023年1月14日15:00(日本時間15日0:00)/ザ・アメリカン・エキスプレス・コミュニティスタジアム

 イングランド・プレミアリーグ20節、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCが3-0でリバプールFCに勝利を収めた。ブライトンの日本代表MF三笘薫はソロモン・マーチの先制点をアシストするなど活躍し、交代時にはホームの観客から大きなオベーションを受けた。

 一方、リバプールはリーグ戦連敗に。クロップ監督は試合後のBBCの取材に、「こんな最悪のゲームは過去になかった」と語り、何かしらの変化をつける必要があると語った。多くの代表選手を擁するレッズはカタール・ワールドカップ(W杯)の中断明け、6試合で2勝しかできず。公式戦3試合、未勝利となっている。

 ブライトンとはハイプレスの応酬が予想された。ところが一方的に攻め込まれ、ブライトンの狙いとするサッカーに持ち込まれて、結果も完敗に――。

 クロップ監督は次のように振り返った。

「もちろん、私たちは心配しなければなりません。非常に懸念しなければなりません。これ以上ひどい試合はない。これほどひどい試合は記憶にありません」

「難しいことではありません。ブライトンがより良いチームでした。彼らは本当によくプレーしていました。とても組織的なチームと、あまり組織的ではないチームの戦いでした。ボールを渡してしまったし、スペースが広大で、押し上げられませんでした。ブライトンのような精巧なチームには、明らかに良くなかったです」

 システム変更などを試みたが、大きな変化につなげられなかった。首位のアーセナルFCとは勝点16差に。UEFA欧州チャンピオンズリーグの出場権を獲得できる4位とは7ポイント差がついた。

 あらゆる局面で少しずつ遅れて、チャレンジで全て後手を踏んだ――。クロップ監督は「物事をきちんと整理しなければいけない」と深刻に現状を受け止めていた。

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