今も心はシャルカー。内田篤人が5年半ぶりフェルティンスアレーナに立つ
内田篤人氏。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
試合は3試合連続のスコアレスドローに。
元日本代表DFの内田篤人(UCHIDA Atsuto)氏が、かつて在籍したドイツ・ブンデスリーガのシャルケ04のホームスタジアムであるフェルティンスアレーナに約5年半ぶりに立った。
内田氏は三冠などを達成した鹿島アントラーズから2010年7月1日、シャルケへ完全移籍。カタール・ワールドカップ(W杯)にも出場したドイツ代表キャプテンのマヌエル・ノイアー(現バイエルン・ミュンヘン)、元スペイン代表のラウール・ゴンザレスらとともに一時代を築き、DFBカップ優勝、クラブ史上最高のUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)ベスト4進出を果たした。
その間、日本代表の主力としても定着。2017年8月にウニオン・ベルリンへ移籍するまで、シャルカーとして実に7シーズンの間在籍した。
今回実に5年半ぶりに“ホーム”のフェルティンスアレーナへ。日本代表の吉田麻也、上月壮一郎が先発したVfLヴォルフスブルク戦を観戦した。内田篤人のスタッフが運営する公式ツイッター(@AUchidaOfficial)に、“ウッシー(Uchi)”が笑顔でピッチサイドに立った写真、旧知(!?)のクラブスタッフと笑顔で握手をかわす動画が公開されている。
試合はシャルケが優勢に試合を進め、強豪ヴォルフスブルク相手にシュート数でも大きく上回りながらも、実に3試合連続でのスコアレスドローに。
今も心はシャルカー――。内田も選手たちに熱を送り、着実に1部残留へ望みをつなぐ1ポイントを手にしている。