【W杯ランキング集】長友の走行距離はフルマラソン以上。原口を抜いた最高速は…│トラッキング編
セネガル戦に先発した日本代表のメンバー。写真:新井賢一/(C)Kenichi ARAI
スプリント数も長友がダントツ1位。柴崎の貢献も見逃せない。
FIFA(国際サッカー連盟)が集計・計測したワールドカップ・ロシア大会での日本代表のトラッキングデータを一覧にした。総走行距離1位は長友佑都の43.59キロで、唯一の40キロ台。4試合合計でフルマラソン(42.195キロ)以上を走った。
スプリント数も長友が2位の乾に40回以上の差をつけるダントツの1位となる205回。多くの時間で守備に追われたとはいえ原口(3位・138回)あたりは、この数字をもう少し伸ばしたかったか。
トップスピードはベルギー戦で酒井宏が時速32.4キロを計測し、それまで1位だった原口を”逆転”。右サイドの二人が1位、2位となったのは興味深い結果だ。
また、走行距離部分の多くで2位に入る柴崎の貢献も忘れてはならない。イエローカードを1枚もらっていたとはいえ、ベルギー戦での交代は日本の”ダイナモ=発電機”を失う形となってしまったか……。
チームのため、味方のために走って貢献する。その姿だけでも、観る者の心を揺さぶった。サイドバックというポジションの特性もあるが、長友が誰よりもそれを実行していたことを証明するデータと言える。
トラッキングデータのランキングは以下の通り。
▽総走行距離
順位 名前 距離(キロメートル)
1位 長友佑都 43.59Km
2位 柴崎 岳 39.95Km
3位 吉田麻也 34.13Km
4位 大迫勇也 33.13Km
5位 長谷部誠 32.45Km
▽マイボール時の走行距離
順位 名前 距離(キロメートル)
1位 長友佑都 16.73Km
2位 柴崎 岳 16.02Km
3位 酒井宏樹 15.13Km
4位 大迫勇也 13.69Km
5位 乾 貴士 12.66Km
▽相手ボール時の走行距離
順位 名前 距離(キロメートル)
1位 長友佑都 16.85Km
2位 柴崎 岳 16.69Km
3位 酒井宏樹 16.20Km
4位 吉田麻也 14.23Km
5位 長谷部誠 12.20Km
▽インプレー時の走行距離
順位 名前 距離(キロメートル)
1位 長友佑都 33.58Km
2位 柴崎 岳 32.71Km
3位 酒井宏樹 31.34Km
4位 吉田麻也 26.92Km
5位 大迫勇也 25.19Km
▽インプレー時の走行距離
順位 名前 距離(キロメートル)
1位 長友佑都 33.58Km
2位 柴崎 岳 32.71Km
3位 酒井宏樹 31.34Km
4位 吉田麻也 26.92Km
5位 大迫勇也 25.19Km
▽インプレー以外の走行距離
順位 名前 距離(キロメートル)
1位 長友佑都 10.00Km
2位 酒井宏樹 8.60Km
3位 柴崎 岳 7.47Km
4位 吉田麻也 7.23Km
5位 乾 貴士 6.83Km
▽トップスピード
順位 名前 距離(時速)
1位 酒井宏樹 32.4Km/h
2位 原口元気 32.2Km/h
3位 昌子 源 31.7Km/h
4位 長友佑都 31.5Km/h
5位 吉田麻也 31.0Km/h
▽スプリント回数
順位 名前 距離(キロメートル)
1位 長友佑都 205回
2位 乾 貴士 160回
3位 原口元気 138回
3位 柴崎 岳 119回
4位 大迫勇也 118回