【移籍情報】市場価格は?Jクラブも狙える!元セレソンDFマルセロがフリーに、「様々な国での新しい選択肢を探す」
2021-22シーズン、レアル・マドリードでUEFA欧州チャンピオンズリーグを制覇。マルセロを中心に戴冠! (Photo by Julian Finney/Getty Images)
世界最高峰の左SB、トルコ1部オリンピアコスと5か月で契約解除。
元ブラジル代表DFマルセロ(Marcelo)が2月19日、所属していたトルコ1部オリンピアコスFCを双方合意によって契約解除し退団することが正式に決定した。
スペイン1部レアル・マドリードで16シーズンにわたってプレーしてきたブラジル人レフティは欧州内での移籍を希望し、2022-23シーズン、トルコでの戦いを選択。しかしリーグ戦はわずか5試合の途中出場にとどまり、最近は詳細不明のケガにより欠場が続いていた。
今後はフリートランスファーとなって、あらゆる選択肢を排除せず、新天地を探すということだ。移籍情報を専門とするジャーナリスト、ファブリツィオ・ロマーノ氏(@FabrizioRomano)によると、「ブラジル人左サイドバックは、まず家族と一緒にマドリードに戻り、そこから様々な国での新しい選択肢を探すことになる」とレポートしている。
34歳という年齢にあり、レアル・マドリードで黄金期を築いた頃のような爆発的なハイパフォーマンスを見せることは難しくなっている。とはいえ、白い巨人で16年もの間、常に欧州第一線で主力として戦ってきた能力は変わらず“世界最高峰”である。
左利きで、左サイドを主戦場にできる――。そんなタレントを求めているJリーグのクラブも少なくない。『推定市場価格』は250万ユーロ(約3億5000万円)。アジアや世界への進出を目指すならば、オファーを出してみるのも手では!?