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【ACL】浦和レッズのクラブW杯出場が“当確”。まさか7ゴール!アル・ヒラルがアル・ドゥハイルを圧倒、4/26サウジ・5/6埼スタの決勝へ│西地区準決勝

2017年にACLを制した浦和レッズ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

オディオン・イガロが4ゴール。オルンガはノーゴールで途中交代に。

[AFC 準決勝] アル・ヒラル 7-0 アル・ドゥハイル/2023年2月26日18:00(日本時間27日0:00)/アル・トゥマーマ・スタジアム

 サウジアラビアの雄アル・ヒラルが衝撃の7ゴール圧勝――。AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)2022西地区・準決勝はまさかの一方的な展開になった。

 元柏レイソルのケニア代表FWマイケル・オルンガが所属しているアル・ドゥハイルSC(カタール)はアル・シャバブ(サウジアラビア)を2-1、前回覇者アル・ヒラル(サウジアラビア)はフーラードFC(イラン)に1-0で勝利を収めて、この西地区代表決定戦となる準決勝にコマを進めた。

 フーラードに主導権を握られ苦戦しながらも終了間際のゴールで勝ち上がったアル・ヒラルだったが、固さの見られたアル・ドゥハイルに試合開始から襲いかかった。

 キックオフと同時に球際など各局面のデュエルを制していくと、開始2分、右サイドのハーフスペースを攻略。最後はオディオン・イガロがヘッドで押し込み先制する。

 この1点でアル・ドゥハイルが、攻めるのか、守るのか、そのバランスを失うと、イガロが10分に追加点。さらにムサ・マレガが14、27分に2ゴール。そして38分、サーレム・アッ=ドーサリーが決めて、早くも5-0に。さらに前半のうちに1点を追加したかに見えたが、VARの介入でオフサイドにより、これはノーゴールとなった。

 それでもアル・ヒラルは後半、攻撃の手を緩めず。48分、イガロがハットトリック。さらに62分にもゴールを追加し、なんと1試合4ゴールを決めた! こうしてアル・ヒラルが7-0の勝利を収めてみせた。

 注目のオルンガはノーゴールのまま68分に交代している。

 ただしパーフェクトな試合運びを見せていたアル・ヒラルだが、FWマレガが57分、ハムストリングスを傷めて途中交代を余儀なくされた。

 ACL決勝は東地区代表の浦和レッズと対戦する。4月29日にアル・ヒラルのホーム、そして5月6日に浦和ホームである埼玉スタジアムで対戦する。

 また、FIFA(国際サッカー連盟)主催のクラブ・ワールドカップ(W杯)2023はサウジアラビアでの開催が決まっていて、7チーム出場のフォーマットで実施される。ACL2023-24は、来年まで実施されるため、この「ACL2022」の優勝チームがアジア代表として出場することになる。

 ホスト国枠のあるサウジアラビアのアル・ヒラルがファイナルに進むことにより、1国2チームの出場はできないため、過去大会では各大陸の準優勝チームがクラブW杯に出場しており、浦和が出場権を得る公算が高くなった。

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