【新潟】伊藤涼太郎がニアぶち抜く2戦連発、川崎を撃破!次節は古巣の浦和戦。「ホームの素晴らしい雰囲気の中、自分のゴールで勝つイメージを描いていた」
伊藤涼太郎。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「自分がお世話になってきたクラブ。いつも以上に気合は入ります」
[J1 4節] 新潟 1-0 川崎/2022年3月11日14:00/デンカビッグスワンスタジアム
J1リーグ4節、アルビレックス新潟が伊藤涼太郎の2試合連続ゴールで川崎フロンターレに1-0の勝利を収めた。今季2勝目(2敗)。一方、川崎は1勝1分2敗。
ハイプレスからボール奪取に成功し渡邊泰基からパスを受けた伊藤は、ペナルティエリア角から得意のエリアへ進入。躊躇うことなく右足を振り抜くと、GKチョン・ソンリョンのニアをぶち抜いてみせた。
これが決勝点になって、J2リーグから復帰1年目の新潟が今季2勝目を掴んだ。
加入2年目を迎えるアタッカーは試合後のDAZNのフラッシュインタビューで、「素直に嬉しいです。最高の雰囲気の中で勝ててホッとしています。渡邊選手からボールが出てきた時、絶対に自分が振り抜こうと決めていました。ホームのサポーターが作ってくれた素晴らしい雰囲気の中、自分のゴールで勝つことをイメージしていました。それができて良かったです」と喜んだ。
これまで2得点・2アシストとチームの全ゴールに絡む活躍を見せている。ただ伊藤は「まだまだもっと絡めると思うし、今日も追加点が取れたはずです。自分のゴールというより、守備の選手たちが最後まで体を張って守ってくれた、そのお陰だと思います」と謙虚に言った。次節18日は古巣である浦和レッズと浦和駒場スタジアムで対戦する。
今季3ゴール目なるか――25歳になった伊藤は「自分がお世話になってきたクラブ。いつも以上に気合は入ります。次に勝たないと意味がないですし、この勝利を次につなげたいです」と気持ちを込めていた。