「マンチェスター・Uは三笘を獲得し、サンチョ放出」元イングランド代表が日本代表ウイングの補強推奨
コロンビア戦に臨んだ日本代表のFW三笘薫。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA
ラッシュフォードとの併用も可能!?
2023-24シーズンに向けて、欧州主要リーグでは移籍の動きが次第に水面下で出てきた。イングランド・プレミアリーグで注目の一人に挙がっているのが、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCの日本代表FW三笘薫だ。
アーセナルFC、チェルシーFCなどが獲得を検討していると噂されるなか、マンチェスター・ユナイテッドも目を光らせていると言われる。そんななかユナイテッドのOBである元イングランドDFポール・パーカー氏が3月29日、『マイ・ベッティング・ニュース』のインタビューで、三笘を獲得すべきだ――と推奨した。
同氏は次のように、マンチェスター・Uが三笘を獲得すべき理由を語る。
「私はミトマが本当に好きだ。彼はとても直線的で、相手の外側を狙っています。これは現代サッカーでは珍しいスタイル。ディフェンダーは誰もがそれを嫌がりますが、彼はそれがとても上手い。
ただしもしも獲得する場合、ユナイテッドはウイングを何人か放出しなければならない。その手始めがジェイドン・サンチョかもしれない。私は彼よりミトマのほうが合うと思っている。彼はプレミアリーグで実績を残してきたし、サンチョがそうなるとイメージできない」
とはいえ、左ウイングにはイングランド代表のマーカス・ラッシュフォードがいる。その点については、併用を期待している。
「ユナイテッドの左ウイングにはラッシュフォードがいて、彼をどうするか考えなければならない。ただそれは二人の優秀なウイングを持つという贅沢な悩み。ミトマも非常に良いPRになるだろう。マンUで日本人選手を見ることは、大きなストーリーになる」
やはりラッシュフォードがいることを考えると……。マンチェスター・Uへの移籍は現実的とは言えないかもしれない。それでも、その二人が揃ってオールドトラフォードに立つというシチュエーションもぜひ見てみたいが――。