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【鹿島】ホーム初勝利なるか。岩政監督が広島戦へ「サポーターの皆さんと力を合わせ、立ちはだかる壁にもう一度勇気を持って挑みたい」

鹿島の岩政監督。(C)KASHIMA ANTLERS

「あと一歩に迫っている感覚はみんなあり、明日はそれを突き破る試合にしなければいけない」

[J1 6節] 鹿島 – 広島/2023年4月1日15:00/カシマサッカースタジアム

 J1リーグ鹿島アントラーズの岩政大樹監督が3月31日、オンラインによる取材に応じて、翌日のサンフレッチェ広島戦に向けて抱負を語った。

 昨シーズンは2敗(=ダブル)を喫した相手である。さらに進化を遂げているチームを上回り、何よりホームでの今季初勝利を掴みたいところだ。

 指揮官は広島の印象について、次のように語った。

「若くていい選手がどんどん出てきて、スキッベ監督が就任されてから、より躍動しています。昨年ウチは2敗している非常に強いチーム。(プレス対策について)相手のプレスが来る場合、来ない場合、いずれも当然準備しています。対広島で、どのようなところを自分たちが目指すのか。キャンプからビルドアップに取り組んできましたが、それを広島に当てはめるとどうなるのか。いろんな課題とも擦り合わせていきたいです」

 ホームゲームでは今季開幕から2試合未勝利である。岩政監督はピッチに熱量を届けてくれているファン・サポーターのためにも、カシマでの白星を贈りたいと誓った。

「今年の鹿島サポーターの熱量・声はホーム、アウェーいずれも、ものすごいです。素晴らしい空気を作り出して、僕らを後押ししてくれています。選手たちはある程度姿勢を示せていると思うのですが、結果で応えられていない。あと一歩に迫っている感覚はみんなあり、明日はそれを突き破る試合にしなければいけない。サポーターの皆さんと力を合わせ、自分たちの前に立ちはだかっている壁に、もう一度勇気を持って挑みたい。このあとホームの試合が続くなか、自信を深められる試合にしたいです」

 現在、鹿島は2勝1分2敗の勝点7で10位、対する広島は2勝2分1敗の勝点8で9位。4月の快進撃へ、まずこの壁を乗り越えたい!

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