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【柏レイソル】瀧川龍一郎社長が退任、山崎和伸氏が新たに就任。J1最下位に低迷するなか…「厳しいJ1リーグを戦い抜くためにはまだまだ努力し続けなくてはなりません」

2019シーズン、J2リーグ優勝。1年でのJ1復帰を決めた柏レイソル。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI

8年間在任、2019シーズンはJ2優勝。新年度を迎えたタイミングで。

 J1リーグの柏レイソルは4月1日、瀧川龍一郎社長が前日に退任し、山崎和伸氏が新たに代表取締役社長に就任したと発表した。

 山崎新社長は1966年1月31日生まれ、57歳。1989年4月、株式会社日立製作所入社、2015年4月に株式会社日立製作所人財統括本部グループアセットセンタ副センター長兼総務部担当部長、2018年4月同社人財統括本部総務部長、2021年5月に同社人財統括本部総務・CRE統括部長兼株式会社日立柏レイソル取締役などを担ってきた。

 現在2分4敗と未勝利で最下位に沈むなかでの社長交代に。山崎氏はクラブを通じて、次のように意欲を示している。

「はじめまして。このたび、日立柏レイソルの社長を務めさせていただく山崎です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 昨年、日立柏レイソルは前身の株式会社日立スポーツ設立以来30周年を迎えることができました。これもひとえにファン・サポーター・地域の皆様、スポンサーの皆様をはじめ多くの皆様のご支援とクラブ運営に関わった諸先輩方のご尽力があったからこそのことと思います。私も微力ながらファン・サポーター、地域の皆さまに親しまれ、愛されるクラブを目指し努力して参りますので引き続きご支援を賜りますようお願い申し上げます」

 一方、瀧川前社長は次のように感謝を伝えている。

「3月31日をもって代表取締役社長を退任いたしました。思い返せば8年間の在任期間中、本当に多くの皆様に支えられてきました。J2降格やコロナ禍での活動停止、無観客や制限付きでの試合運営など、数多くの難局に直面しましたが、どんな時も厳しくも温かく支え続けてくださったサポーターの皆様、ホームタウン関係者の皆様、スポンサーの皆様のおかげで何とか乗り越えることができました。

 こうしてJ1のステージで多くのお客様をお迎えし、声援の戻ったスタジアムで試合を開催できるのも、ひとえに皆様のご支援の賜物です。改めて心より御礼申し上げます。

 コロナ禍もあって世の中もJリーグも大きく変容していますが、レイソルは昨年の創立30周年時に申し述べました『常にJ1で戦い続けられる経営とチームづくり』の推進の道半ばであり、厳しいJ1リーグを戦い抜くためにはまだまだ努力し続けなくてはなりません。

 そのバトンを後任の山崎に託しますが、皆様方には引き続きのご支援を改めてお願いして、退任のご挨拶とさせていただきます。

 8年間、大変お世話になり本当に有難うございました」

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