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治安部隊まで出動。浅野拓磨の同僚GKが観客席でサポーターと衝突「耐え難いほどの侮辱」

浅野拓磨が所属するボーフムのGKリーマンが試合後、スタンドで観客と衝突。 (Photo by Lars Baron/Getty Images)

降格圏が目前、クラブはリーマン支持のスタンスを表明。

[ブンデスリーガ 28節]  ボーフム 2-3 シュツットガルト /2023年4月8日17:30(日本時間10日0:30)/ルール・シュタディオン

 ドイツ・ブンデスリーガ28節、VfLボーフムは日本代表DF伊藤洋輝のゴールなどを決められVfBシュツットガルトに2-3で敗れた。同じくカタール・ワールドカップ(W杯)日本代表FWの浅野拓磨はフル出場したもののノーゴールに終わっている。

 この試合が終わったあと、ミスから失点を招いたボーフムのGKマヌエル・リーマン(Manuel Riemann)が観客席に入り、サポーターと衝突するという「不快な光景」が見られた。

『キッカー』や『ビルド』によると、リーマンはかなり汚い言葉や罵りを受けたそうで、これには我慢できずスタンドに向かい、そのサポーターと口論になった。頭を合わせるなど、もはや喧嘩寸前の状態に。スタッフや観客、さらには治安部隊などが割って入り、事態は沈静化された。

 クラブはリーマンを支持するスタンスを表明。「大規模なサポーターの中の一人でも明確に引かれた境界線を踏み越えた場合、断固として即座に対処する」と、処分を辞さない姿勢だ。またクラブはまた、リーマンが「試合中、特に終了のホイッスルのあと、これらの観客から大規模かつ耐えがたい侮辱を受けた」と発表。治安部隊の迅速な介入により、事態の拡大が防がれたそうだ。

 チームは8勝2分17敗(30得点・60失点)の勝点26で15位。降格圏の17位ヘルタ・ベルリンとは4ポイント差に肉薄している。

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