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W杯&A代表の外国籍Jリーグ選抜はこれだ!! イニエスタ&トーレス&ポルディ競演…

Jリーグ勢の二人のGKがロシアW杯の韓国代表にも選ばれている。(C)SAKANOWA

ロシア大会などW杯出場組と各国A代表による外国籍選手の”最強選抜チーム”を考える。

 FIFAワールドカップ(W杯)ロシア大会も残すところ、あとは決勝のフランス対クロアチア、3位決定戦のベルギー対イングランドを残すのみとなった。

 そして7月18日にはJ1リーグが再開されるが、アンドレ・イニエスタ(バルセロナ→神戸)、フェルナンド・トーレス(アトレチコ・マドリー→鳥栖)というスーパースターの加入により、W杯の余韻そのままに盛り上がりそうだ。

 今回、ロシア大会の出場組をメインにした過去を含めたW杯参加選手、そして各国A代表選手を組み合わせたJリーグ外国籍選手の最強チームを考えてみた。先発はこの11人だ!

FW
フェルナンド・トーレス
(元スペイン代表/10年W杯/サガン鳥栖)
ヴィクトール・イバルボ
(元コロンビア代表/14年W杯/サガン鳥栖)
ルーカス・ポドルスキ
(元ドイツ代表/06・10・14年W杯/ヴィッセル神戸)
MF
アンドレス・イニエスタ
(スペイン代表/06・10・14・18年W杯/ヴィッセル神戸)
ズラタン
(元スロベニア代表/10年W杯/浦和レッズ)
アンドリュー・ナバウト
(オーストラリア代表/18年W杯/浦和レッズ)
ファズィル・ムサエフ
(ウズベキスタン代表/――/ジュビロ磐田)
DF
チョン・スンヒョン
(韓国代表/18年W杯/サガン鳥栖)
チャン・ヒョンス
(韓国代表/18年W杯/FC東京)
キム・ボギョン
(元韓国代表/10・14年W杯/柏レイソル)
GK
ミチェル・ランゲラク
(オーストラリア代表/―/名古屋グランパス)

  ロシアW杯の韓国代表には、他にキム・スンギュ(ヴィッセル神戸)、キム・ジンヒョン(セレッソ大阪)の二人が選ばれているが、今回は各国の人数調整もあり、オーストラリア代表から最終選考で落選したランゲラクを”抜擢”してみた。

 最終ラインは韓国代表勢。左ストッパーにミロシュ・デゲネク(オーストラリア代表/前横浜F・マリノス→レッドスター)、チョン・ウヨン(韓国代表/前ヴィッセル神戸→アル・サッド)を入れたかったものの、いずれもW杯後に移籍してしまった。そこで最近は守備面でも対応力を上げる10・14年W杯出場のキム・ボギョンを置いてみた。

 中盤はW杯出場歴はないもののウズベキスタン代表にも選ばれるJリーグを代表するダイナモ、ムサエフを底に置いて安定を図る。左はスピード系アタッカーのナバウト(現在、右肩負傷のため治療中)、右にズラタンと浦和勢が並ぶ。ズラタンは2010年南アフリカW杯のアメリカ戦でゴールを決めており、昨年のACL決勝でもプレーして優勝に貢献していて十分対応できる右サイドハーフに配置した。

 そして攻撃を司るのがイニエスタだ。それぞれの特長を引き出しながら、臨機応変に自身もゴールを狙う。ある意味、”5トップ”を操るような形だ。

 前線はまさに豪華絢爛。いずれもワールドカップのピッチを踏んだ選手が揃う。フェルナンド・トーレスとポドルスキの競演が実現し、ヴィクトール・イバルボがポストや体を張ったプレーで味方の特長を引き出しつつ自身もゴールを狙う。

 ”控え”のメンバーも粒ぞろいだ。キュラソー代表のマルティノス(浦和レッズ)、ブラジル代表レアンドロ(鹿島アントラーズ)、タイ代表のチャナティップ(コンサドーレ札幌)、ティーラトン(神戸)、ティーラシン(サンフレッチェ広島)、元イングランド代表のジェイ(札幌)、元オーストラリア代表のミッチェル・デューク(清水エスパルス)、元セルビア代表のアレン・ステバノヴィッチ(湘南ベルマーレ)、元スロベニア代表のネイツ・ペチュニク(栃木SC)。また、イ・ジョンヒョプ(湘南)、ファン・ウィジョ、オ・ジェソク(ともにG大阪)をはじめ多くの韓国代表選手など……。

 いずれもA代表に選ばれてきた、各国を代表する選手たちばかり。やや守備面に不安を抱えるが、そこは前線の爆発力でカバーする。イニエスタを中心とするN-BOX的なシステムとも言え、どのようなコラボレートを起こすのか、ちょっと見てみたい気もするが……。Jリーグは外国籍枠撤廃も検討していて、もしもその話が実現すれば、この前線のような顔ぶれは近い将来、実現するかもしれない!?

文:サカノワ編集グループ

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