【移籍情報】ネイマールもサウジアラビアへ!?「今は行く気がないようだが…」
ネイマール。写真:上岸卓史/(C)Takashi UEGISHI
一部サポーターの暴挙を受けて退団に傾く。
フランス1部パリ・サンジェルマンに所属するブラジル代表FWネイマール(Neymar)が今季限りで退団する可能性が出ている。2027年6月までの長期契約を結んでいるため、実現には多くの障壁があるものの、複数クラブがこのスーパースターを欲しているという。
そしてポルトガル代表FWクリスチアーノ・ロナウド(アル・ナスル)に続き、フランス代表FWリオネル・メッシ(パリSG)のアル・ヒラル移籍が現実味を帯びてきたなか――。ネイマールにも、サウジアラビアから接触があるという。本人は現時点で「行く気がない」ものの、話には耳を傾ける意思があるそうだ。
『フットメルカート』によると、ネイマールは中東でのプレーにはまだ関心がなく、プレミアリーグでのプレーを優先したいと考えている。現在、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシーFCなどがローンでの獲得を検討していると、現地では報じられている。
また同メディアの記者であるサンティ・アウナ氏は自身のツイッター(@Santi_J_FM)で、ネイマールの最新の状況を整理している。
FCロリアン戦での敗戦後、自宅前に一部サポーターが押し寄せてネイマールの退団を要求する騒動が勃発。ネイマール自身はこの“事件”を受けて、退団への思いを強めたという。
一方、人件費を減らしたいパリSG側も、この31歳のストライカー放出には前向きだという。
そしてサウジアラビアからも接触があったということだ。しかしネイマールは現在、中東でプレーする意向はないものの、「プロジェクトには耳を傾ける考えだ」という。
当初はロナウドも、メッシも、そうような状況から交渉がスタートしたが――。
31歳のブラジル代表エースは現在足首を負傷しているためリハビリ中である。今季復帰は難しく、そのあたりもどのように影響するか。メッシとともに、今夏、このスーパースターの動向も注目の一つとなりそうだ。