セルティック新監督、ロジャーズ氏と「合意目前」。どうなる!?日本代表の古橋亨梧、前田大然、旗手怜央ら
前田大然。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
横浜FMマスカット監督ではなく…。
アンジェ・ポステコグルー氏のイングランド・プレミアリーグ トッテナム・ホットスパーFCの監督就任に伴い、注目を集めたスコットランド1部セルティックFCの新監督の人事だが、ボスの前にチームを率いていたブレンダン・ロジャーズ氏の復帰が濃厚となった。SNS上ではポステコグルー監督と経歴が共通する昨季Jリーグ王者である横浜F・マリノスのケヴィン・マスカット監督を推すセルティックサポーターの声も出ていたが、現実的な選択肢として挙がることはなかった。
『デイリー・レコード』は6月14日、「合意目前」として、ロジャーズ氏がグラスゴー入りしていた写真も撮られていることなどを伝えている。
セルティックを率いたあと、今季までレスター・シティの監督を務め、2020-21シーズンにはFAカップ初優勝を達成。しかし今季終盤に成績低迷により解任されていた。
セルティック時代には、1年目に230万ポンド(約4億円)、2年目に400万ポンド(約7億円)を得ていて、「セルティック史上最も稼いだ監督だった」と紹介している。『サン』の記事を引用して、今回も「莫大なボーナスが保証されている」ということだ。
気になるのがポステコグルー前監督が連れてきた日本人選手たちの処遇だ。今季得点王&MVPの古橋亨梧、カタール・ワールドカップ(W杯)日本代表の前田大然、旗手怜央、小林友希……監督交代によって、「信頼」を得るところから開始しなければいけない。ポステコグルー監督の“申し子”たちでもあっただけに、少し気になるところだ。