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【日本代表】「みんなハッピーに終わった」久保建英はトップ下で途中出場。ペルーに4-1快勝

ペルー戦での日本代表の久保建英(20番)。写真:井上裕史/(C)Hiroshi INOUE

惜しいシュートは「入ったと思いましたが」。2戦連発はならなかったが、「気持ちのいい勝利でした」。

[キリンチャレンジ杯] 日本代表 4–1 ペルー代表 /2023年6月20日18:55/パナソニックスタジアム吹田

 サッカー日本代表(SAMURAI BLUE)の久保建英はペルー代表戦の70分、4-2-3-1のトップ下で途中出場し、惜しいミドルを放つなど見せ場を作った。

 鋭いインパクトから離れた強烈な一撃は、惜しくも枠を捉え切れず。今月22歳になったレフティは「いやー……入ったと思いましたが、全然違うところへ行っちゃいました」と少し悔やんだ。

「欲を言えば2試合とも最初から出たかったですが、鎌田選手、伊東選手は出場していなかったですし、今回それぞれ点を取り、みんなハッピーに終わったと思います」

 収穫と課題。それぞれある勝利で、次へとつなげた。

「結果だけを見ると2試合とも点が入る展開でしたが、今日はカウンターから多く決められて、しっかり攻め切れたことが良かったと思います。欲を言えば、やはり自分たちが(ボールを)保持し、相手にやられたことをやりながら、(失点)ゼロで抑えられれば。結果が全てで、しっかりと勝てて良かったです。気持ちのいい勝利でした」

 久保はそう笑顔で語った。

 そして、ここからオフに入って休息をとり、また新たなシーズンへと向かう。

「簡単なポジションは一つもありません。僕らも一回オフに入りますが、しっかり次のシーズンに向けて、いい準備をしたいです」 

 レアル・マドリードからレアル・ソシエダに完全移籍した最初のシーズン、激しいチーム内の競争もあるなかでFWや右ウイングとして主力の座を掴み、チームは4位でフィニッシュ。2023-24シーズンは、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)にも出場する。

 この6月シリーズ、エルサルバドル戦では1得点・2アシストと活躍。この日も大きな声援を受けるなか、クオリティの高いパフォーマンスを見せた。久保がさらなる飛躍を予感させながら、今シーズンの全日程を締めくくった。

Posted by 塚越始