【日本女子代表】浦和L石川璃音が躍動、大きな収穫に。長谷川唯2ゴール、清水梨紗もパナマ戦“連発”。W杯直前の壮行試合でゴールラッシュ
19歳の藤野あおばに初ゴール。
[MS & ADカップ] 日本代表 5-0 パナマ代表/2023年7月14日19:05/ユアテックスタジアム仙台
オーストラリア&ニュージーランド共催のFIFA女子ワールドカップの“壮行試合”の位置づけとなる「MS & ADカップ2023」日本女子代表が5-0でパナマ女子代表に勝利を収めた。長谷川唯が2ゴール、清水梨紗は2021年のパナマ戦に続く自身2ゴール目、19歳の藤野あおばには初ゴールが生まれた。そしてラストプレーでは高橋はながオフサイドぎりぎりで5点目を決めて締めくくった。
日本は立ち上がりからボールを保持するものの、なかなかゴールへの道筋を示せない。それでも33分、長谷川唯の逆サイドへの大きな展開から、抜け出した清水が先制点を決めて均衡を破る。
これでパナマの選手たちの集中が切れると、37分、CFで起用された田中美南のアシストから長谷川がゴール!
後半に入ると、選手を交代しながら日本が層の厚さを見せつけていく。60分、藤野あおばが嬉しい代表初ゴールを決める。さらに61分、長谷川がこの日2点目を決めてみせた。そしてラストプレー、高橋がVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)を経て、チーム5点目を決めた。
また右ストッパーで先発した20歳の石川璃音が躍動。最終ライン3バックの一角がややウィークポイントだったなか、強度の高いプレーを最後まで貫いて存在感を示し、この日の大きな収穫となった。