【移籍】浦和が狙う!?アマラウ、レフ・ポズナンの練習試合は不出場。今週末に開幕を迎えるが…
ポルトガル1部セトゥバル時代のジョアン・アマラウ。 (Photo by Carlos Rodrigues/Getty Images)
スコルジャ時代に躍動したポルトガル人アタッカー、今夏放出が決定的と言われ――。
J1リーグ浦和レッズが獲得を目指していると噂されるポーランド1部レフ・ポズナンに所属するMFジョアン・アマラウ(Joao Amaral)が、すでに始動しているチームのトレーニングに合流しているものの、実戦では不出場となっている。この夏の移籍が“決定的”と言われるが、果たして、日本行きは実現するのだろうか。
これまで現地メディアでは、浦和とともに、母国ポルトガルのヴィトーリアSC、FCファマリカン、さらにセルビア王者レッドスター・ベオグラードが獲得を検討していると報じられてきた。
レフはリーグ開幕1週間前の16日、オランダ1部AZアルクマールとの練習試合を実施。しかし、アマラウは出場しなかった。ただしクラブ公式サイトやツイッターでは、アマラウが合流していることは伝えている(ランニングをしている写真も公開されている)。
アマラウは現・浦和のマチェイ・スコルジャ監督が率いた2021-22シーズン、キャリアハイとなる32試合・14得点、公式戦通算36試合・17得点・8アシストを記録している。しかしオランダ人のヨン・ファン・デン・ブロム監督の就任した2022-23シーズン、リーグ22試合・2得点・2アシスト、UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)予選、カンファレンスリーグなど公式戦通算37試合・6得点・6アシストを記録。スコルジャ時代のような信頼を得られず、スタイルの変更とともに、この夏の退団が決定的と言われる。
トップ下を主戦場(右MFもオプションで対応)とするこのタレントに、スコルジャ監督からラブコールが届く一方、母国復帰も検討していると伝えられてきた。加えて来季UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)の出場権を得ているレッドスターからも関心を示されている。
それぞれ魅力があるだけに、アマラウは何を優先するのか――。浦和ではこの夏からAFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)(予選からの出場)、そしてクラブワールドカップを控える。何よりリーグ戦での逆襲に向けて、欲しいタレントであるはずだが……。
レフは現地22日、アウェーでのGKSピアスト・グリヴィツェ戦でシーズン開幕を迎える。さらに同27日にはヨーロッパ・カンファレンスリーグ予選のホームでのFKスピリス・カウナス(リトアニア)戦と連戦が組まれている。