さすがポステコグルー監督! ハリー・ケインが哲学に感銘、トッテナム残留に傾く
トッテナムのハリー・ケイン。(Photo by Charlie Crowhurst/Getty Images)
獲得へ158億円準備したバイエルンだが、オファーを拒否され、今後の対応を検討中
ドイツ・ブンデスリーガ1部バイエルン・ミュンヘンからオファーを受けていたイングランド・プレミアリーグのトッテナム・ホットスパーFCのイングランド代表FWハリー・ケイン(Harry Kane)だが、トッテナム残留に傾いているという。今季就任した前セルティックFCであり元横浜F・マリノスのアンジェ・ポステコグルー監督の哲学に感銘を受け、まず今季の契約をまっとうする覚悟を固めたと見られるという。『イブニング・スタンダード』が8月8日に報じた。
記事によると、先週の首脳会議を経て提示されたバイエルンからの「移籍金(契約解除金)1億ユーロ(約158億円)+出来高」という三度目のオファーをトッテナムが拒否。11連覇中のドイツ王者は、今後の対応を協議中という。
しかもプレシーズンを戦うケインは、「ポステコグルー監督の哲学に感銘を受けていて、そのトレーニングから楽しんでいる」そうだ。まずスパーズで開幕を迎え、基本的にはこの1年間を戦う覚悟だとみられるという。
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ドイツメディア発の情報は、ケインはバイエルン移籍をとにかく希望していると強調されてきた。しかし一方でイギリス発の情報では、ケインは熟考しているとのことだった。攻撃の美学と哲学を貫くポステコグルー監督の考えが、イングランド代表FWの心を揺さぶった――。もしかすると、ケインにとってもアンジェとは“運命の出会い”になるかもしれない。