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『リアル・キャプテン翼』エムバペが「代表専念」の可能性、パリSG残留を改めて宣言

パリ・サンジェルマンのフランス代表FWエムバペ。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

EURO2024とパリ・オリンピックに出場したい意向。

 契約問題で揉めるフランス1部パリ・サンジェルマンのフランス代表FWキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)だが、日本などを訪れたアジアツアーを終えてパリに戻ったトップチームではなくサブ組での練習が続いている。このまま年俸7200万ユーロ(約113億円)をもらいながら、クラブの方針により“飼い殺し状態”が続く可能性が高まっている。

『RMCスポーツ』によると、8月10日までに、パリSGのナーセル・アル=ヘライフィー会長がエムバペに対し「契約を更新しなければプレーさせない」と伝えたが、エムバペは”残留”のスタンスを貫き動じなかったそうだ。

 フランスメディア『レキップ』は、エムバペが依然として主力ではない、『第2グループ』でトレーニングを続けていると報じる。そして1年後にフリートランスファーで獲得することが“暗黙の了解”になっていると言われるスペイン1部レアル・マドリードだが、年俸の突出する選手を抱えてロッカールームの秩序が乱れるのを嫌い、今夏のレンタルなどでのエムバペの獲得はないという。

 他にもイングランド・プレミアリーグ勢も獲得を検討していると言われる。それでも基本的に在籍が1年限定になる可能性が高く、ある意味“爆弾”を抱えるリスクもあり手を出しにくいという。今月末までの夏の移籍期間内に放出するのであれば、パリSG側が何かしら妥協策を見出せるかがポイントになっている。

 また、パリSGのルイス・エンリケ監督はクラブ側に“ついた”ということで、エムバペが残留すれば、このままチーム内で孤立した状態になる可能性が高い。

 一方、24歳のエムバペ本人は来年のドイツ開催のUEFA EURO2024(欧州選手権)、そしてパリ・オリンピックへの出場を考えているというのだ。となると、フランス代表に加え、オーバーエイジでのU-23フランス代表の活動への参加もあり得る。EUROからオリンピック開催まで約2週間のインターバルがあり、確かに両大会への参加も可能だ。

 マンガ(フィクション)の世界の話であり、カテゴリーは異なるが……。『キャプテン翼』(フランスでのタイトルは『Olive et Tom』)では、大空翼や日向小次郎がプロクラブ(Jリーグ)には所属せず、U-20日本代表の活動に専念してU-20ワールドカップ(当時・ワールドユース)を戦っている(決勝でブラジルを破り、日本が初優勝)。

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 エムバペが事実上、この1年間という期間限定で「代表活動」のみに専念する。さまざまなサッカー界のタブーや慣習に疑問と波紋を投げかけてきたフランス代表のエースだが……。そんな非現実的だった世界が実現するかもしれない。

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