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【移籍】レアル・マドリード18歳DFラミニ・ファティを獲得。久保建英やヴィニシウスの”青田買い”と少し事情が異なる!?

レアル・マドリードでの久保建英。今回のファティ獲得は、久保やヴィニシウスらとは少し事情が異なるようだ。 (Photo by Adam Pretty/Bongarts/Getty Images)

フィジカルとテクニックを備えたセンターバック、レガネスBからフベニールへ。

 スペイン1部レアル・マドリードが、現在CDレガネスBチームで主に活動しているDFラミニ・ファティ(Lamini Fati)を獲得することが決定的となった。『アス』などが12月20日に報じている。

 ヴィニシウス、ロドリゴ、久保建英……そして今季のエンドリッキなど世界一になり得る若きタレントを獲得していくというレアル・マドリードであり、フロレンティーノ・ペレス会長の方針のもと、これまではアタッカーを迎え入れてきた。今回は2006年生まれである18歳のセンターバックのファティをフベニールAで迎え入れるという。移籍金は10万ユーロ(約1600万円)。

 ギニアビサウ出身の父とアンゴラ人の母のもとスペインで生まれた。『アス』によると、レアル・マドリードの3軍(フベニールA)かU-19チームで活動をスタートさせるということだ。

 今回の“青田買い”は少し意味合いが異なる。レアル・マドリードのカスティージャをはじめカンテラのチームは負傷者が続出。そのため”補強”を必要としていたそうだ。ファティは登録上はユース年代だが、フベニールで結果を残せば、Bチームのカスティージャで出場できるようになる見込みという。

 もちろん、白い巨人のユニフォームに袖を通すことになり、トップチーム昇格やさらにその先へ――ここからサクセスストーリーが始まるかもしれない。ファティは強靭なフィジカルを武器として、そのうえでテクニックに長けるという。スペイン5部に相当するリーグでレガネスBのレギュラーとして活躍してきた。

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 この夏にはバレンシアCFからも触手が伸びていたそうで、レガネスはそれをなんとか阻止した。しかし今回、マドリードが粘り強く話し合いを続け、獲得に漕ぎつけたそうだ。