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レアル・マドリードが久保建英と「わずか50億円」で再契約?

日本代表の久保建英。写真:早草紀子/(C)Noriko HAYAKUSA

“古巣”との一戦、先制点演出、さらに幻の一撃。サンチャゴ・ベルナベウで強烈なインパクトを残す。

[スペイン1部 5節] レアル・マドリード 2–1 レアル・ソシエダ/2023年9月18日4:00(現地21:00)/サンチャゴ・ベルナベウ

スペイン1部レアル・マドリードが、レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英の“再獲得”も!?

 久保はスペイン1部5節のレアル・マドリード戦、アンデル・バレネチェアの先制点を演出。さらにオフサイドで取り消されたものの凄まじいショットをゴールネットに突き刺すなど、サンチャゴ・ベルナベウで強烈なインパクトを残した。

 この活躍を受けて、『フットボール・トランスファー』は「レアル・マドリードがわずか3300万ユーロでワンダーキッドと再契約する方法」と題し、この日本人レフティに関するレポートを掲載。久保が昨季レアル・マドリードから完全移籍でソシエダに加入した際の「条項」について取り上げている。

 同メディアは『マルカ』の情報をもとに、久保には6000万ユーロ(約94億円)の移籍解除金が設定されていると伝える。一方、約650万ユーロ(約10億円)という“破格”でソシエダへの完全移籍に応じた条件として、レアル・マドリードは事実上「50パーセント」の保有権(次に移籍する際、移籍金の半分を得られる)を有しているとされる。

 そのため、レアル・マドリードが欲すれば、3300万ユーロ(約51億円)で久保を再獲得できるというのだ。あるいは、他クラブに移籍した場合には、レアル・ソシエダが3300万ユーロ、レアル・マドリードが2700万ユーロ(約42億円)を得られる、という条項もあるとされる。また、他クラブからソシエダにオファーなどがあった場合、まずレアル・マドリードが久保サイドと優先して交渉できる権利を持っているとも噂される。

 すでに今季3得点・1アシストを記録している22歳はこの“古巣”との一戦、ドリブル3回、キーパス4本を成功させるなどデータ面でも結果を残した。そういった背景、パフォーマンス、条件もあり、マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督も、フロレンティーノ・ペレス会長も“Take KUBO”をより意識するようになったはずだ。

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 ますます評価を上げる久保だが、いよいよ今週、自身初となるUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)のステージに立つ。ラ・レアルはグループステージ(GS)初戦、イタリア・セリエAのインテル・ミラノと日本時間21日4時から対戦する。

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