【移籍】久保建英と同期、レアル・マドリードのロドリゴが「退団を検討」。新天地候補はあのメガクラブ
レアル・マドリードのロドリゴ。写真:Guillermo Martinez/アフロ
エムバペ加入による序列低下で。
スペイン1部レアル・マドリードに所属するブラジル代表FWロドリゴ(Rodrygo)が今夏の移籍マーケットで、退団することを検討しているという。
ロドリゴは2018年夏、久保建英と同じタイミングでレアル・マドリードと契約。二人はカスティージャで、チームメイトとしてプレーしている。ただ非EU枠は先に契約していたロドリゴが活用し、久保はローン移籍する選択を余儀なくされた。
するとブラジルのサントスFCから鳴り物入りで加入したロドリゴは10代にして、白い巨人で活躍していく。2019年のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のガラタサライSK戦では、対峙した日本代表DF長友佑都を翻弄し、ブラジル人選手最年少のハットトリックを達成してみせた。
右MFを主戦場に前線のあらゆるポジションで高い次元でプレーし、2022-23シーズンは公式戦57試合・19得点、昨季はリーグ34試合・10得点など公式戦51試合・17得点を記録し、ラ・リーガ&CLの2冠達成に大きく貢献した。
今季もラ・リーガ30試合・6得点・6アシストなど、50試合・13得点・10アシストと結果を残す。しかしパリ・サンジェルマンからキリアン・エムバペが加わったことなども影響し、出場機会は減っている。
レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督も“シン銀河系”の全員を組み込もうとしてきたが、いまだ最適解を見出せずにいる。そのなかで、ロドリゴもラ・リーガでは1月20日のUDラスパルマス戦(〇4-1)からゴールがなく、すると出場機会も減らしていき、チームの悪循環にハマってしまっている。
そんななか『ラジオ・マルカ』がこのほど、「ロドリゴはレアル・マドリード内での序列が下がっているため、この夏の退団を検討している」と報じた。すでに、これまでにはイングランド・プレミアリーグのチェルシーFCが完全移籍を目指し、打診してきたとも報じられている。ただし24歳のブラジル代表アタッカーはレアルと2028年6月まで契約を結んでいるため、移籍金は1億ユーロ(約160億円)が一つの目安とされる。
関連記事>>【移籍】久保建英の動向に影響か? ヴィニシウスがレアル・マドリードと新契約を締結へ
世界一のアタッカーにもなり得るタレントだ。イングランドのメガクラブで新たな挑戦をすることになるのだろうか!?