スーパーサブ久保建英の投入で流れ一変、マジョルカ王者アトレチコにダブル達成!
久保建英。 (Photo by Rafa Babot/Getty Images)
ムリキPK決勝弾、リーグ7連敗でストップ!
[スペイン1部 31節] マジョルカ 1-0 アトレチコ・マドリード /2022年4月9日16:15(日本時間23:15)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ
スペイン1部リーグ31節、RCDマジョルカがアトレチコ・マドリードに1-0の勝利を収め、昨季王者からダブル(2勝)を達成した。リーグ7連敗でストップ。レアル・マドリードからマジョルカに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英は54分から途中出場し、劣勢だった流れを変えて、ムリキの決勝PK弾につなげた。
元日本代表のハビエル・アギーレ監督がマジョルカ指揮官に就任後、インターナショナルマッチウィークに日本代表活動のため不在だった久保は2試合連続でのベンチスタートに。前半は両チームともに動きが少なく、54分、先にマジョルカが動き、イ・ガンインに代えて久保が右MFに投入された。
そしてアウェーチームも、この日温存されたジョアン・フェリックスが途中出場するなど、ともにゴールを狙って試合は大きく動き出す。
すると52分、パブロ・マフェオがペナルティエリア内でファウルを受けて、微妙な判定ではあったものの運にも恵まれPKを獲得。これを新エースストライカーのムリキが決めて、ホームチームは久々の先制に成功する。
その後はマジョルカが守備を固めながらカウンターを狙う構図に。久保がボールの収めどころとなることで時間を作り、襲い掛かるアトレチコの反撃をかわして、ホームチームに3ポイントをもたらした。
マジョルカは98-99シーズン以来となるアトレチコ相手のダブル達成。今季リーグ7勝8分16敗の勝点29で1部残留圏の17位に浮上している。一方、アトレチコ・マドリードは17勝6分8敗の勝点57で4位のまま。
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[文:サカノワ編集グループ]