どっちがいい?「KCB」「BCK」久保建英のマジョルカ新トリデンテの名称を地元メディアがそれぞれ命名
マジョルカの久保建英。※写真はマジョルカ公式ツイッター(@RCD_Mallorca)より
ベティス戦、先発したアタッカー3人が全員ゴールを決める。
[スペイン1部 26節] マジョルカ – ヘタフェ/2020年3月1日(日本時間2日2:30)/エスタディ・デ・ソン・モイシュ
スペイン1部リーグRCDマジョルカは2月21日の25節・レアル・ベティス戦、アウェーのエスタディオ・ベニート・ビジャマリンにて3-3で引き分けた。アンテ・ブディミル、クチョ・エルナンデス、久保建英と前線に入った先発3人全員がゴールを奪取。地元の二つのメディアは、このトリデンテにそれぞれ名称をつけた。
『ディアリオ・デ・マジョルカ』は、「『KCB』モレノ監督の新トリデンテだ!」と題して、「コロンビア代表(クチョ)、日本代表(久保)、クロアチア人(ブディミル)の3人が決めた」とレポート。3人の今後への期待を寄せている。
一方、『ウルティマ・ホラ』は「『BCK』がマジョルカを救う」と題してレポートを紹介。「一人は長身のクロアチア人のファイター、一人はコロンビア代表の猛牛、そしてあと一人はあどけない顔つきではあるが相手を混乱に陥れる日本代表。異なる能力を持つ3人のアタッカーが、それぞれゴールを決めた」と伝え、この3人が1部残留への”救世主”になると太鼓判を押している。
『KCB』か『BCK』か――。ちょっとしたバトル勃発と言えるだろうか。
ひとまず、地元メディアが報じたことでも話題になり、あとは……彼らが再び活躍すれば、そのどちらかの”呼称”も定着してきそうだ。
レアル・マドリードから期限付き移籍でプレーする久保はベティス戦後、ユーチューブでのクラブ公式チャンネルで公開された取材陣への対応で、次のように語っていた。
「これで、次はまた試合に出られるはずだと思うので、結果で示していくことが一番。毎週生き残って、どんどんチームを助けていければと思います」
今週末のホームでのヘタフェCF戦、久保には初の2試合連続ゴールの期待も掛かる。
マジョルカは6勝4分15敗(26得点・42失点)の勝点22で18位。次節は3月1日(2日2:30)、5位のヘタフェをホームに迎える。
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[文:サカノワ編集グループ]