久保建英がスペインから手洗いレクチャー「一緒に乗り越えていきましょう」
久保建英。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
『JFATV』で無料配信、「Sports assist you~今スポーツにできること~」のコンテンツに登場!
日本サッカー協会(JFA)がこのほどユーチューブの『JFATV』で、「Sports assist you~今スポーツにできること~」と銘打ち、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため自宅で待機している人たちに、一人でも多く、また室内でも取り組むことで健康の維持、促進につながるコンテンツをインターネット上で配信する取り組みを開始した。3月16日にはレアル・マドリードからRCDマジョルカに期限付き移籍中の日本代表MF久保建英が登場し、手洗い方法をレクチャーした。
久保は石鹸で手のひら、手の甲、指の間、さらに汚れが落ちにくい親指や爪の間、そして手首と順番にしっかりと洗っていくことを説明。最後は次のようにメッセージも寄せている。
「今はスペインリーグも中断しています。皆さんも少なからず不安などもあるかと思いますが、自分もこっちでできることを精一杯やるので、皆さんもきっちり予防して、一緒に乗り越えていきましょう」
新型コロナウイルスの感染が続くスペインで、ラ・リーガは当初無観客での試合開催を決め、順延分だった乾貴士の所属するSDエイバル対レアル・サラゴサ戦はスタジアムに観客を入れずに行われた。しかし翌日にサンチェス首相が非常事態宣言を発令し、集会の禁止、仕事や必要な買い物以外の外出が禁止された。そのためラ・リーガの措置も、無観客試合から中断へと切り替わった。
マジョルカは3月14日にホームでFCバルセロナとの対戦が組まれていたが、このカードが延期に。最低でも2週間が中断され、早ければ4月5日、ホームでの19位レガネスとの対戦で再開する予定だ。久保はこれまで公式戦通算25試合(リーグ24試合)に出場し、3得点・3アシストを記録している。
また、『JFATV』の「Sports assist you~今スポーツにできること~」のコンテンツには、取り組みの主旨に賛同したプロサッカー選手たちからのレッスン動画、JFAが持つ知見、ノウハウを基にした専門家たちによる健康維持、促進に向けたエクササイズやサッカーに特化したプログラムが用意され、これまで香川真司と岡崎慎司の「ダブルシンジ」、長谷部誠、乾らが登場。無償で閲覧が可能となっている。
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[文:サカノワ編集グループ]