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『奇妙な事件』バルサ安部裕葵どうなる!?スペインメディアも首を傾げる

バルセロナの安部裕葵。 (Photo by David Ramos/Getty Images)

数か月前から帰国。2023年まで契約を結んでいるが、「再びバルサでプレーすることはないだろう」。

 スペイン1部リーグFCバルセロナに所属しているMF安部裕葵はどこへ向かうのか!? そのコンディションを含め、現状と今後について、何も分からないままだ。

 同国メディア『SPORT』は2月4日、「安部裕葵の奇妙な事件」と題したレポートを掲載。2019年7月に鹿島アントラーズからバルセロナに移籍して契約を交わし、3部リーグのバルサBチームでプレー。しかし度重なる負傷に苦しみ、昨年8月に右足を負傷したというクラブの発表後、一切、情報がない。

 しかも2021-22シーズン、安部はバルサBのメンバーリストにも入っていない(背番号が与えられていない)。そしてこの数か月、日本にいることも確認されている。

 本人も昨年末、SNSのインスタグラム(hiroki.abe_official)で日本から、「2021年、もう終わりますね、色々な報道がありますが元気にやってます。どこかで自分の口からお話出来たらなと思っています!」と、メッセージを届けていた。

 しかし2月に入ったものの、まだ発表はない。また今回の記事では、次のように書かれている。

「クラブは彼を組み入れようとスペイン語の教師もつけたが、言葉の壁は高かった。ケガが続き新型コロナウイルスも確認されて困難は倍増。バルサは戻る許可を下した。その後、数か月が過ぎたが、ほとんど何も分からないままだ。年俸110万ユーロ(約1億4000万円)のヒロキは、2023年まで契約を結んでいる。ただバルサで再びプレーすることはないだろう」

 安部について謎が多すぎると首を傾げている。

 日本代表でも国際Aマッチ3試合に出場しているアタッカーは、右足大腿二頭筋断裂の重傷を乗り越えて復活を遂げた。昨年7月にはロナルド・クーマン前監督のもと、親善試合でトップチームデビューも果たしてみせた。しかし直後、再びトレーニングマッチで負傷を負ってしまった。

 一時はギリシャ1部パナシナイコスFCが獲得に乗り出していると噂された。しかし、それも実現ならず。鹿島復帰はあるのか。それとも……。

 日本サッカー界にとっても、貴重なタレントである。バルサ、あるいは安部からの何かしらの発表を待ちたい!

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[文:サカノワ編集グループ]

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