【浦和】マルセイユが日本代表DF酒井宏樹の復帰希望。夏に再オファー検討
カタールW杯最終予選の中国戦、ゴールを決めた伊東純也を祝福する日本代表の酒井宏樹。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
守備陣の補強がテーマに。
フランス1部リーグのオリンピック・マルセイユがこの冬の移籍マーケットで、昨季まで在籍し現在浦和レッズでプレーする日本代表DF酒井宏樹に対して、復帰できないかどうか接触していたという。さらにシーズンオフの夏の移籍マーケットで、再びオファーを出すことを検討しているそうだ。移籍情報を専門とする『フット・メルカート』が2月2日に報じた。
マルセイユは2019-20シーズン、コロナ禍に見舞われるなか暫定2位でシーズンを終えたものの、その後はやや低迷を続けてきた。今シーズンはこれまでリーグ11勝7分4敗(31得点・18失点)の勝点40で3位。首位パリ・サンジェルマンとは、すでに11ポイント差をつけられている。
レポートによると、パブロ・ロンゴリア・スポーツダイレクター(SD)は「DNCG」の規制にかからぬよう今冬の補強を実施。セドリック・バカンブ、セアド・コラシナツをいずれもフリートランスファーで獲得した。
しかし、ジョルダン・アマヴィが1月、OGCニースへレンタル移籍。チームは守備のてこ入れをテーマに掲げる。そして「酒井宏樹にさえ接触していた」と報じている。
ドイツ・ブンデスリーガのハノーファー96を経てマルセイユに加入した酒井は、2016年6月から昨季まで5シーズンにわたり、リーグ・アンでプレー。貴重な右サイドバックとして、チームの目標であったUEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)出場も果たした。
この記事では、信ぴょう性が定かでないものの、「マルセイユでプレーした彼は元クラブへの復帰に前向きで、ホルヘ・サンパオリ監督もその線を検証していた。しかし、このタイミングでは実現に至らず、次の夏、オリンピック・マルセイユが再びチャレンジする可能性は十分ある」と伝えている。
とはいえ、もちろん酒井は覚悟を持って浦和への加入を決断している。再復帰の可能性は低いと見ていいか。いずれにせよ今年32歳になるサイドバックは変わらず一級品のタレントとして、今なお世界のマーケットで必要とされていることが分かる注目のトピックスだ。
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[文:サカノワ編集グループ]