長谷部誠が1年契約延長へ!ドイツ最年長来月38歳、フランクフルトの頭脳「人格者の彼が重要だ」
長谷部誠(右)がフランクフルトと1年契約を延長へ! (Photo by Alex Grimm/Getty Images)
スポーツダイレクターのクレシェ氏「マコトは選手全員にとってのお手本」。
ドイツ・ブンデスリーガ1部アイントラハト・フランクフルトに所属する元日本代表MF長谷部誠が、来シーズンも契約を延長することになりそうだ。
長谷部は1984年1月18日生まれ静岡県出身で、来月38歳の誕生日を迎える。ブンデスリーガ最年長選手。オリバー・グラスナー監督が就任した今季、これまで国内リーグ9試合、ヨーロッパリーグ(EL)5試合、DFBカップ1試合に出場してきた。
ボランチで開幕スタメンの座を掴んだが、その後ポジションを失った。しかし再びセンターバック(リベロ)でチャンスを得ると、そこから結果を残し、一時リーグ16位と低迷していたチームは7位まで浮上してきた。
今回ドイツメディア『ビルド』が報じ、『90Min』などが引用している。記事によると、長谷部は1年契約のため、今季末で契約満了を迎える。ただ戦術理解度、俯瞰する力、チームに落ち着きをもたらす能力、冷静さ……それをパフォーマンスにつなげ「フランクフルトに欠かせぬ存在」になっていると評価を得る。
そしてクラブと長谷部は話し合いを続け、協力関係をさらに1年延長することで合意に至ったそうだ。まだ書面にはまとめられていないが、あと数週間以内には発表されると見ている。
スポーツダイレクターのマルクス・クレシェ氏は「マコトは選手全員にとってのお手本。ピッチで若い選手たちを冷静にリードし、そして人格者である彼がいかに重要であるかが分かると思います」と語っているそうだ。
ヨーロッパの第3層にあたるカンファレンスリーグが今季からスタート。フランクフルトも連続で欧州カップ戦に臨む可能性も高まってきており、長谷部の連戦やコロナ禍のアクシデントに対応する柔軟さ、加えて故障の少なさも評価を受けているのだろう。
また元日本代表キャプテンはこのほどドイツ版DAZNで、ここ最近3シーズン、これが最後になるかもしれないと思ってきたと明かしている。そのうえで、「だから、今季がラストになるだろう、とは今は言いません。フランクフルトが私にプレーを続けてほしいのか、続けられないのかは分かりません。4月に決定します」と語っていた。
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[文:サカノワ編集グループ]