【浦和】元スウェーデン代表FWイサーク・キーセ・テリンを獲得「タイトルをもたらせるよう頑張る」。名門マルメ退団、フリートランスファーから
マルメでのイサーク・キーセ・テリン。※インスタグラムのikiesethelinより
ロシアW杯に出場、190センチある33歳の“大型ストライカー”。
J1リーグの浦和レッズは8月24日、元スウェーデン代表で同国1部の名門マルメFFに7月まで所属していたFWイサーク・キーセ・テリンを新たに加入することで合意したと発表した。今後はメディカルチェックなどを経て、正式契約に至る。背番号は「99」。
テリンは1992年6月24日生まれ、33歳。スウェーデン出身、190センチ・85キロ。これまで、RSC アンデルレヒト、SKベフェレン、バイエル・レバークーゼン、マルメFFなど多くのクラブでプレーしてきた。
スウェーデン代表として、33試合・5ゴールを記録している。2018年のロシア・ワールドカップ (W杯)に出場している。
高さと強さを兼ね備えたストライカーで、中盤とのコンビネーションに優れ、ゴール前で抜群の存在感を発揮。前線からの献身的なハ ードワークもこなし、チームに大きなエネルギーをもたらしてくれる。
浦和からの発表は「完全移籍」となっているが、すでにJリーグの移籍期間は7月20日に終わっているため、今はクラブ間の交渉・移籍は不可能な時期である。現地メディアによると、テリンは「若手にチャンスを譲りたい」と、7月末で双方合意のうえマルメと契約を解除し、フリートランスファーの身になっていた。そのため、この獲得が実現した(フリーの選手は9月12日まで選手登録可能)。
テリンはクラブを通じて、次のようにコメントしている。
「こんにちは、浦和レッズのみなさん。 日本を代表するクラブである浦和レッズに加入できることをとても嬉しく思っています。 これまで素晴らしいファン・サポーターの前でプレーする機会に恵まれてきましたが、今度は熱い浦和レッズのファン・サポーターの前でプレーできることに、とてもワクワクしています。
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チームのみんなと一緒にベストを尽くし、タイトルを浦和レッズにもたらせるよう頑張ります。このクラブのユニフォームに袖を通し、皆さんの前でプレーできる日が待ちきれません。すぐにお会いしましょう。イサーク」