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【浦和】マウリシオがサウジ1部、ファブリシオがポルティモネンセへ完全移籍決定「世界で最も素晴らしいクラブのユニフォームを着て共に戦えたことを光栄に思います」

マウリシオ 2018年の天皇杯で優勝した際の浦和のマウリシオ。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

2018年の天皇杯制覇に貢献。

 J1リーグの浦和レッズは6月30日、ポルトガル1部ポルティモネンセSCに期限付き移籍していたブラジル人DFマウリシオがサウジアラビア1部のアル=バーティンFCに、同MFファブリシオがそのままポルティモネンセに完全移籍することが決まったと発表した。

 マウリシオは1992年2月6日生まれ、ブラジル出身の29歳。183センチ。2017年8月、浦和に加入。同年のACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)、翌年の天皇杯準決勝の鹿島アントラーズ戦(〇1-0)で決勝点を決めるなどタイトル獲得に貢献。昨年夏からポルティモネンセに期限付き移籍していた。

 一方、ファブリシオは1990年3月28日生まれ、同じくブラジル出身の31歳。2018年夏に浦和へ加わり、同年には天皇杯優勝(3回戦の東京ヴェルディ戦で得点)を果たした。マウリシオと同じタイミングで、浦和を退団していた。

 二人は次のようにコメントしている。

◆マウリシオ
「浦和レッズの素晴らしいファン・サポーターの皆さまに感謝の気持ちを伝えたいと思います。

 世界で最も素晴らしいクラブのユニフォームを着て共に戦えたことを光栄に思います。

 この数年間、常にホームで戦っているような雰囲気で過ごせましたし、ファン・サポーターの皆さまの後押しにたくさん助けられました。

 浦和レッズのファン・サポーターは世界でも最高で特別な存在です。また、クラブの皆さまに感謝しています。

 浦和レッズで獲得した3つのタイトル、ゴール、勝利、皆さまと過ごした一瞬一瞬を忘れません、ありがとうございました」

◆ファブリシオ
「浦和レッズのユニフォームで戦えた、一瞬一瞬に心から感謝したいと思います。

 浦和のファミリー、素晴らしい友人たちから多くの学び、そして特にファン・サポーターの皆さまから受けた愛情には深く感謝しています。私と私の家族は、浦和の街と浦和レッズで本当によくしていただきました。

 皆さまのことは常に私の胸にとどめさせていただきます。皆さんの声援を聞くことができなくなり、日本を恋しく思ってしまいます。でもこれからも私のことも応援してくださいね。私はこれからもずっとレッズを応援しています。

 愛情を込めてファブリシオとファブリシオファミリーより。

 神様のご加護が浦和レッズと日本にありますように」

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[文:サカノワ編集グループ]