マンCが鎌田大地を獲得!?ペップの好むタイプ、グリーリッシュ補強失敗の場合に地元メディア“推薦”
鎌田大地。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA
「この日本人のスターは、ブンデスリーガで優れた創造性を見せつけ、プレッシングもまた申し分ない」
イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・シティは新シーズンに向けて、アストン・ヴィラFCに所属するイングランド代表MFジャック・グリーリッシュにオファーを提示したとされ、その移籍金額は25歳への同リーグ過去最高多額の1億ポンド(約153億円)を超すと言われ、イギリス国内外で話題を集めている。一部では、すでにクラブ間合意に達しているとも伝えられる。
そうしたなか、『マンチェスター・イブニング』紙は6月27日、もしもグリーリッシュをこの夏に獲得できなかった場合、代わりにどのようなタレントを獲るべきかというレポートを掲載。その候補を5人挙げている。
その一人に、ドイツ・ブンデスリーガのアイントラハト・フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地が入っている。
同メディアは、鎌田について次の評して、スペイン人のジョゼップ・グアルディオラ監督にとっても重宝されるタイプだと“推薦”している。
「この日本人のスターは、ブンデスリーガで優れた創造性を見せつけ、プレッシングもまた申し分ない。
素晴らしいテクニックと優れたフットワークに恵まれ、そこはグリーリッシュと似ている。グアルディオラ監督のもとで開花する可能性を秘めていると言える。
スペイン人指揮官は、複数の役割をこなせる選手を好んできた。そういった点でも鎌田は合っている。彼はどちらのサイドでも、『10番』でも、フォールスナイン(セカンドストライカー)でもプレーできる。
昨シーズン、彼はブンデスリーガで32試合に出場し、5ゴール・15アシストを記録している」
むしろグリーリッシュよりも機能しそうだが!? とも思えるような高い評価だ。
他にはアトレチコ・マドリードのマルコス・ジョレンテ、スポルティングCPのペドロ・ゴンサウヴェス、ウディネーゼ・カルチョのロドリゴ・デ・パウル、SSCナポリのピオトル・ジエリンスキの4人を、“もしもグリーリッシュを獲得できなければ”という時の候補者に挙げている。
グリーリッシュは1995年9月10日生まれの25歳。育成年代ではアイルランド代表、2020年にイングランド代表でのプレーを選択。 アストン・ヴィラでは「10番」を背負い、2020-21シーズン、プレミアリーグ26試合・6得点を記録している。
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[文:サカノワ編集グループ]