【スペイン紙】久保は『手品師』と驚く「催眠術をかけた」
マジョルカの久保。(C)RCD_MALLORCA ※クラブ公式ツイッターより
ホームデビュー! 「ティキ・タカ」の突破からPK獲得。しかしマジョルカは得点ならず……。
[スペイン1部 4節] マジョルカ 0-0 アスレティック・ビルバオ/2019年9月13日/イベロスター・エスタディ
スペイン紙『マルカ』はこのほど、9月13日のスペイン1部リーグ(ラ・リーガ)のアスレティック・ビルバオ戦で途中出場からホームデビューを果たしたRCDマジョルカの久保建英のプレーについて「『ティキタケ』久保が最初の手品(マジック)を見せた」と、PKを獲得したドリブル突破を絶賛した。
同紙は高度なショートパスをつないで狡猾に崩すプレーを意味する「ティキタカ」とかけて、久保を「ティキタケ」と名付け、そのプレーを称賛。
日本代表での活動により、この試合の前日に本格合流したばかりの久保だが、63分に最初のカードで交代出場した。すると、同紙は「シルクハットからウサギを取り出すようにピッチに現れ、さっそく手品(トリック)を見せました」と、伝えている。
”手品師(魔術師)”久保は、さっそく右サイドの突破から相手のファウルでPKを獲得。その完全に逆を突いたドリブル突破に、「タケが対面するユーリ・ベルチチェに催眠術をかけてみせた」と、たとえている。
しかし、このPKをキッカーのFWアブドン・プラッツが外してしまい、マジョルカは先制ならず……。その後、マジョルカもPKを与えたが、マノロ・レイラのスーパーセーブでしのぎ、スコアレスで引き分けた。
自ら得たPKも直接FKも蹴らせてもらえなかった久保だが、この結果を受けて、今後はキッカー役も担う機会が増えてきそうだ。
レアル・マドリードから期限付き移籍した久保はこれ2試合連続の途中出場。マジョルカは1勝1分2敗と勝点1を積み上げた。一方、ビルバオは2勝2分。
マジョルカは次節の9月22日、アウエーでヘタフェCFと対戦する。
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[文:サカノワ編集グループ]
Topics:Takefusa Kubo of RCD Mallorca is a “magician”.