「まだ間に合わない」久保建英欠場、マジョルカがカップ戦でエイバルに勝利。８日レバンテ戦の復帰は？

ラ・リーガのバルセロナ戦に続いて欠場。

［コパ・デル・レイ ラウンド32］エイバル １-２ マジョルカ／2022年１月５日16：00（日本時間６日0:00）／エスタディオ・ムニシパル・デ・イプルーア

　コパ・デル・レイ（スペイン国王杯）のラウンド32、RCDマジョルカはSDエイバルに２-１で勝利を収め、ベスト16進出を果たした。日本代表MF久保建英は、直近のリーグ戦のFCバルセロナ戦に続いて欠場した。

　この試合を前にした記者会見で、マジョルカのルイス・ガルシア監督は久保のメンバー入りについて「クボはまだ間に合いません。カップ戦には間に合いません」として、その理由は明かせないとしていた。マジョルカでは選手４人・スタッフ３人に新型コロナウイルスの陽性が確認され、名前は非公表とされている。ただ１月２日のホームでのバルセロナ戦、久保が試合前にピッチに出てウォームアップをしていた姿も伝えられている。

　今回のアウェーでのエイバル戦、ユースチームの若手を中心に臨んだマジョルカが２-１で勝利。このあとは日本時間８日22時から、リーグ戦のアウェーでのレバンテUD戦が控える。

　ルイス・ガルシア監督はエイバル戦後、次のように今後について語っている。

「今月は離脱者が多く、厳しい状況が続きます。2月に入れば、もっと戦える人数が増えていく予定です。あらゆることが私たちの身にふりかかってきています。毎試合、7人の選手を欠く状況で、回復を祈っています。ここからさらに何かあるかもしれないし、何もないかもしれません」

　そのようにスペイン国内で新型コロナウイルスの感染者が増加するなか、たとえ無症状であってもプロトコルに従った選手・スタッフの定期検査が待っているため、まだ先が読めない状況ということだ。

　マジョルカは４勝８分７敗の勝点20で15位、一方、レバンテはいまだ未勝利で８分11敗の勝点８で最下位。１部残留へここでしっかり３ポイントを掴みたい重要な一戦となる。久保はこの一戦に備えてきたと考えられるが――メンバー入りに加え、先発出場なるか!?

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[文：サカノワ編集グループ]