本田がフィテッセ監督との過去を告白「何度も喧嘩した。まさか…」

日本代表での本田圭佑。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

カンボジア代表監督を務めてプレーに幅。背番号「33」を選んだ理由は――。

 オランダ1部リーグ(エールディビジ)のフィテッセに加入した元日本代表MF本田圭佑が11月8日、『AbamaTV』に出演して、現地での単独インタビューに応じた。さまざまな質問に率直な想いを語っていった本田は、背番号「4」が空いているなかで「33」を選んだ理由について次のように説明した。

「この年齢になってくると、サッカー選手としてはベテランと呼ばれるようになります。それで今『33歳』ということを表す、この数字を選びました」

 このインタビュー内では、1月に開く冬の移籍市場で、もしかすると……スペインなどへの再挑戦も考えている(「可能性はゼロではない」)と語っていた。そういったことも念頭に入れ、ベテランという立場も考慮しての「33」だったことが伺える。

 また、CSKAモスクワ時代の本田は、現在フィテッセを現在率いるレオニード・スルツキ監督からボランチ起用を薦められたものの断固として拒否した経緯がある。ロシア代表の10番をつけるアラン・ジャゴエフとの共存は、CSKAの大きなテーマでもあった。

 ただ今回、フィテッセではボランチ起用も選択肢に入るという。そのあたりはどう考えているのか?

「(フィテッセの)システムは4-4-2ですけれど、右サイドか真ん中のボランチで出ることになると言われています。スルツキとはCSKAモスクワ時代にやっていて、『トップ下しかやらない』と何度も喧嘩したんですよ。その監督に『ボランチで使え』と言われることになるなんて、とてもその時は想像していなかったですよ」

 ただ、そういった経緯があったからこそ、それぞれがそれぞれの時間を過ごしてきたなか理解し合い、今回の”両想い”につながったとも言えるかもしれない。

 さらに本田自身もカンボジア代表で監督(役職はゼネラルマネジャー)を務めたことで、新たな視点を得られたとも強調していた。

「監督をしたことで、選手としての幅が広がったと感じるので、現役の選手が指導者目線で物事を考えるというのは、お薦めの思考です。さすがに監督業を現役時代に一緒にするのは難しいでしょうから、現役の選手も指導者の勉強はしたほうがいいのかなと思います」

 本田のそういった言葉からも、VVVフェンロ、CSKAモスクワ、そしてACミランと以前ヨーロッパでプレーしていた時とは異なる「ニュー・ホンダ」であることを感じさせる。

 スルツキ監督とは2013年以来、6年ぶりにともに戦うことになる。本田がどのような輝きを放つのか――楽しみだ!

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[文:サカノワ編集グループ]

Topics:Keisuke HONDA talks about his past memories with Leonid Slutsky in CSKA Moscow.

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