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【清水0-0浦和】エスパルスJ1残留への目安『勝点40』に。レッズ3試合連続ノーゴール。新加入FWテリン軸に多くのチャンスを作るも…

乾貴士 写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

清水は3試合連続無失点、リーグ5戦無敗。

[J1 31節] 清水 0–0 浦和 / 2025年9月23日18:03 / IAIスタジアム日本平

 J1リーグ31節、清水エスパルス 対 浦和レッズの一戦はスコアレスドローに終わった。浦和は3試合連続ノーゴール。清水は3連勝を逃したが、3戦連続の無失点。リーグ戦は5試合無敗だ。

 両チームともに最後までゴールネットを揺らせなかったが、いずれもチャンスは作り出していった。浦和は来日後初先発となったイサーク・キーセ・テリンが前線の軸になり、左SB荻原拓也のクロスも効いた。ただ、チーム全体としてニアサイドへの速いクロスも目立ち、テリンの高さを効果的に生かし切れなかったか。中島翔哉の投入後、より得点の予感が高まったものの、ミドルは惜しくも枠を外れた。

 清水も松崎快、矢島慎也、髙橋利樹の元浦和勢がゴールに迫った。さらに北川航也、乾貴士も絡んで浦和ゴールに襲い掛かったが、攻略し切れなかった。

 清水はリーグ戦では5試合連続負けなしに。一方、浦和は最下位のアルビレックス新潟に1-0の勝利を収めたあと、公式戦5試合未勝利となっている。

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 1ポイントずつ積み上げて、浦和は勝点48に。清水はJ1残留への一つの目安である同40に乗せた(昨季は勝点38のジュビロ磐田が18位で降格している)。