浦和レッズはどこへ向かう?土田尚史氏がSD就任、中村修三GM退任

前回天皇杯で優勝を果たした際の西川周作(左)と土屋尚史氏。写真:徳原隆元/(C)Takamoto TOKUHARA

クラブが正式に発表。西野努氏がテクニカルダイレクターに。

 浦和レッズは11月26日、2020シーズンからトップチームの前GKコーチの土田尚史がスポーツダイレクター(SD)、テクニカルダイレクター(TD)に西野努氏が就任すると発表した。中村修三ゼネラルマネジャー(GM)、北野大助GM補佐は2019シーズンをもって退任する。

 チームが骨格を失い、まだJ1残留を果たせずにいるなか、クラブは新シーズンも「浦和OB」の体制にこだわり、再出発を果たす決断を下した。土田新SDがどのようなメッセージを発信し、クラブを取り巻く全体で共有できるビジョンを提示することができるか。強化1年目から大きな期待が掛かると同時に責任も問われることになる。

 2020シーズンの強化体制については、今シーズン終了後に発表される。

 土田氏は1967年2月1日生まれ、52歳。指導者歴は2001年に浦和コーチ、2002年から2018年まで浦和GKコーチ。選手歴は1989年から1992年まで三菱重工業サッカー部、三菱自動車工業サッカー部、1992年から2000年まで浦和レッズ。通算出場数はJSL通算16試合出場、Jリーグ通算134試合出場。現職は、浦和レッドダイヤモンズ株式会社の社長付。

 西野氏は1971年3月13日生まれ、48歳。選手歴は1993年から2001年まで浦和でプレーして引退している。通算出場数はJ1リーグ107試合、J2リーグ27試合出場。現職は産業能率大学 教授、株式会社オプト・スポーツ・インターナショナル代表取締役 、発達障害児向け通所施設運営(放課後等デイサービス事業) 、社会人向けスポーツ経営者育成講座(スポーツヒューマンキャピタル)企画・進行など。

▽GMからSD、TDへの変更と役割について

 GMの担務領域は、トップチームに加え、育成・アカデミー、レディースチーム、スカウト部門の強化・運営、それに伴うビジネス全般など、多岐に渡っていた。2020シーズンからは、SDがクラブの象徴的存在であるトップチームに特化した責任者であり、監督や選手、スタッフの編成、他クラブとの交渉、契約業務などを担う役職となる。 TDは、SD業務全般の補佐や選手のスカウティング、クラブ・監督が求める選手のリストアップ。また、監督、選手、スタッフなどを評価するなど、トップチームの運営全般を行う役職となる。

 これによりSD、TDが、トップチームに一層注力する体制とする。 なお、チームの中長期的な成長のためにも、育成・アカデミー部門との連携、サポートも行っていく。 育成・アカデミー、レディースチームついて、引き続き専任のスタッフにて運営していく。 

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[文:サカノワ編集グループ]

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