【浦和】堀之内聖SDが語る池西希TD招聘の狙いとは?「拙速な判断は避け、時間をかけて慎重に適任者の選定を進めてきた」

「クラブの強化ビジョン実現に向けて力を発揮してくれる最適な人材であると判断」

　J1リーグの浦和レッズは12月10日、池西希氏（Nozomi IKENISHI）がトップチームの強化を担うテクニカルダイレクター（TD）に就任すると発表した。この発表を受け、クラブ全体の強化を統括する堀之内聖スポーツダイレクター（SD）は「拙速な判断は避け、時間をかけて慎重に適任者の選定を進めてきた」として、招聘の意図を語った。

　堀之内SDは次のようにコメントしている。

「テクニカルダイレクターの職は、クラブの強化を進めるうえで重要な役割を担うポジションであることから、拙速な判断は避け、時間をかけて慎重に適任者の選定を進めてまいりました。

　その過程で、確かな経験とチーム編成における実績を持つ池西氏こそが、クラブの強化ビジョンをともに描き、その実現に向けて力を発揮してくれる最適な人材であると判断し、このたび正式にオファーを行い、合意に至りました。

　今回、池西氏の招聘により、クラブとしての強化体制をより充実させ、さらに魅力あるチームづくりを進めてまいりたいと思います」

いま読まれている記事>>【日本代表】北中米W杯メンバー26人予想。久保建英や上田綺世ら「当確」、冨安健洋は間に合うか!? 当落線上にいるのは…

　池西氏は1992年3月12日生まれ、埼玉県出身。現役時代は、浦和ジュニアユース、浦和ユース、早稲田大学、三菱UFJ銀行サッカー部に在籍。その後、横浜FCチーム統括本部ストラテジーダイレクター、ギラヴァンツ北九州スポーツダイレクター、北九州取締役ゼネラルマネージャーなどを担当してきた。