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【クラブW杯】インテル主将ラウタロが一部チームメイトに怒り「残りたい人だけ残り、去りたければサヨナラを言えばいい」

インテルのラウタロ・マルティネス。 (Photo by Steph Chambers - FIFA/FIFA via Getty Images)

CLとセリエAのタイトルを目前で逃し、アメリカでは、心ここにあらずという選手も…。

[クラブW杯 ラウンド16] フルミネンセ 2-0 インテル/2025年7月1日/バンク・オブ・アメリカ・スタジアム(シャーロット)

 アメリカ・クラブ・ワールドカップ(クラブW杯)ノックアウトステージ1回戦、イタリア・セリエAのインテル・ミラノがブラジル1部(セリエA)フルミネンセFCに0-2で敗れ、ベスト16で姿を消した。インテルは結局、2024-25シーズン無冠に終わった。

 インテルのキャプテン、ラウタロ・マルティネスは試合後、DAZNのインタビューに応じて、一部のチームメイトへの怒りを口にした。

「痛すぎる。僕たちに残されたわずかな体力と脚力で、これが最後の目標だった。ファンには本当に申し訳なく思っています。ただ一つだけ言いたい。ここに残りたいと思えば、私たちは目標のために戦います。ここに残りたくないなら、去るべきだ」

 そして2022年のワールドカップ(W杯)王者の一員でもあるアルゼンチン代表ストライカーは「これは一般論だが」と続ける。

「気に入らない場面をたくさん見てきた。だからキャプテンとしてそう言いたい。僕は目標のために戦いたい。一番重要なのはチームであり、こうして近年、再びトップに返り咲けた。この調子を続けたいんだ。残りたい人は残り、去りたい人はサヨナラを言えばいい」

 UEFA欧州チャンピオンズリーグ(CL)、セリエAと、いずれも目前でタイトルを逃した。その傷はやはり深かった。ラウタロは、明らかに心ここにあらず、という状態の選手がいたことを嘆いている。

「僕たちは一度全員リセットする必要がある。ただ、一人ではどこにも行けない。それが僕の立場で言えること。このチームの全員で負けた。第一の責任者は僕だ。ファンの皆さんには申し訳ない。本当に辛い」

 グループステージでは、浦和レッズとリーベル・プレートに勝利を収めた(CFモンテレイとは1-1ドロー)。徐々にケガ人も戻ってきていたなか、しかし本調子と言えるチームパフォーマンスを最後まで見せられなかった。

過去には噂も>>【移籍】アーセナルがインテルのラウタロ獲得へ破格「240億円」準備か

 ラウタロは悔しそうに肩を落とした。