【浦和】補強なるか!? イサーク・キーセ・テリンとグスタフソンの接点は? リーグ戦で対戦、スウェーデン代表では…
マルメでのイサーク・キーセ・テリン。※インスタグラムのikiesethelinより
韓国のクラブも狙う…。2023シーズンは2試合・2ゴール。
J1リーグの浦和レッズが、元スウェーデン代表FWイサーク・キーセ・テリン(Isaac Kiese Thelin)の獲得を目指し、交渉は大詰めを迎えているという。韓国のクラブも狙っていると言われるなか、補強実現なるか!?
33歳のストライカーはスウェーデンの強豪マルメFFで約3年半プレーしてきたが、「若くてハングリーな選手たちにチャンスを与える時だと感じた」と7月末で双方合意により契約を解除。フリートランスファーの身となっていた。
そして8月16日、スウェーデンメディア『エクスプレッセン』が、「浦和レッドダイヤモンズがイサーク・キーセ・テリンとの契約を希望している。日本のビッグクラブがこの元マルメのストライカーにオファーを出し、条件について交渉中である」と報じた。両者の接点があり、話し合いが行われているのは間違いないようだ。
生粋のセンターフォワードタイプで、2025シーズンはリーグ16試合・3得点・2アシストを記録、スウェーデン代表としても33試合・5得点と活躍していた。
“スウェーデン代表”ということで、浦和に所属するサミュエル・グスタフソンとの接点を調べてみた。
3つの年齢差があるが、いずれもヤンネ・アンデション前監督のもとで招集された経験がある。
しかし、ちょうど擦れ違いで、同じタイミングではプレーしていない。ストライカーのキーセ・テリンは2014年から招集され、2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)にも出場している(日本代表では原口元気も出場)。
欧州の五輪世代にあたるU-21スウェーデン代表でも2015年頃にいずれも招集されていたが、こちらもちょうど擦れ違いで、同じチームでは一緒になっていない(すでにキーセ・リンクはフル代表にも抜擢されていた)。
一方、リーグ戦ではグスタフソンが浦和へ移籍する直前の2023シーズン、BKヘッケンのメンバーとしてマルメと対戦。キーセ・テリンが出場し、リーグ戦では2試合ともゴールを決めている。
二人の関係性も気になるところ。攻守をつなぐ浦和の生命線であるグスタフソンだが、ある意味、この補強実現へのキーマンであり、リンクマンになりそうだ。
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Jリーグの夏の移籍ウインドーは8月20日までとなっている。しかしフリートランスファーでの獲得は、選手登録最終期限の9月12日まで可能だ。